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2020.11.23

過去と今をふらついて。

昨日は仲間たちと会った。
・・たちと言っても、
オレいれて、3人だけど。

久しぶりに、想い出話しなんかもして、
「なんか想い出ばっか話しててダセぇな」とか自分自身に思いながらも、
その想い出の中で必死に生きていた自分や、自分たちを思い出して、
少し熱くなった。

久しぶりにずいぶんと歩いた。
途中、お土産だ!とか言って、変なサングラスも買ったっけ。
想い出話しをしたせいか、
想い出の場所に行きたくなって、
最後には、仲間を連れて、その場所にもいった。

想い出の中をふらつきたい、
そんな日だったのかもしれない。

帰りは、いつもあまり行かない駅からの電車に乗って、
乗り換えしなきゃいけなかったんだけど、
その電車で眠くなって、気づいたら、とんでもない遠くの駅にいた。
やっちまったなぁとかなんとか思いながら、
なんとかかんとか帰路をさぐり、
帰ってきたらずいぶんと遅い時間だった。

バカやってたな、こんなふうに昔も・・と思いながら、
今もまだこうしてバカやってる自分を、
「まだまだ終わってないなぁオレも」と、
なぜか少し誇らしげに思ったのだった。


今日は、リハーサルのための準備をまたしてる。
譜面を書いたり探したり。
パソコンの中でいろんな検索をしてたら、
昔の日記のファイルがポンっと立ち上がった。

『LIFE IS MUSIC』ってタイトルの日記だった。
久しぶりに読んで、
いろんなことを思い返したりした。
こんなふうに、ポンっと偶然にも立ち上がるってことは、
何かの啓示なのか、何か今、「おまえ、これ読んでおけよ」ってことなのか・・

今日の日記に貼っ付けておこうと思う。

以下。


・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちゃあっすー(高校時代、応援団やってた時の挨拶です)。

高速バスに乗り、空港に来ました。
ニューアルバム、CH@PPYミックスを聴きながら、1時間半、
空を見ながら、いろいろ、思い出した。
自分が音楽と出逢った頃、出逢ってからの歴史、
出逢えたからこそ積み上げられた歴史。

いろいろあって、4歳の時には音楽教室に行ってた。
ほぼ、覚えてないけど、輪の中で音楽を奏でてた。
6歳の時に、弟が他界して、
そこから、マジで、ピアニストの道を親子共々目指して、レッスンを受けた。
それからは、ただただクラシック音楽の中で生きていた。
中学生の時あたりから道に迷って、
道からグレて・・高校の時に日々の色を塗り替えるような色んな音楽と出逢った。
松田聖子。ユーミン。サザン。佐野元春。尾崎豊。浜田省吾。長渕剛。吉川晃司。オフコース。大澤誉志幸。
んで、
路上に出て、夜な夜な代々木公園で野宿とかして(笑)、出逢った音楽もあった。
RCサクセション。タイマーズ。ブルーハーツ。泉谷しげる。シオン。
ボ・ガンボス、山口のふじおさんのティアドロップス。

その頃から自分で歌を書くようになった。
自分が描く歌の世界で生きるように生きていた時代もあった。
つまらない世界や音楽に蹴りを入れたくて、わーわーやってた。
二階建ての店から飛び降りたり、センター街のシャッターに飛び込んだり、
アホな音楽が流れてるカラオケボックスの画面を壊したり・・(すみません)

その後、デビューをして、本当にいろいろあった。
喧嘩もあった。涙もあった。煮詰まりもあった。
「オレ、このまま、どっか消えよう・・・」て思った日もあった。
ステージでマイクスタンドを蹴り倒して暴れてた日もあった。
照明にぶらさがって火傷したり破損したりした日もあった。
スタッフの人たちはよく謝りにいってくれてたなぁ。。
やっちゃいけないことをわざとやって干されたり、裸で歌いまくったり、
答えがわからなくて周りの人たちに反抗することばかり考えたり、
敢えてひとりぼっちの道を選んだり。
探したり、泣いたり、転んだり、彷徨ったり、あがいたり、道をはずれたり。
でも、なんか、
今思えば、
いつも、その全ての日々の中に、音楽があった。
自分の本心だったり、仲間へ伝えたい想いやら、恋する人への思いやら、自分自身への叱咤やら、
初心やら・・うわ、とにかく、
なんもかんもを音楽で伝えてたいと思ってた、日々。
そして、
音楽に救われてた日々。

つつー・・・とね、
涙が流れ、心を洗ってくれる音楽たちがあった。


バスの窓際の席の中で、
出来たての歌たちのミックス音源を聴きながら、ふけっていたら、
本当にいろいろなことを思い出した。

いろいろあったなぁ。
いろいろなオレがいたなぁ。
な、音楽たちよ。
あったよなぁ。

ま、そんなこんな、
色々思い出したりもする、ニューアルバムの中の歌、『Life is Music』の歌詞を。


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LIFE IS MUSIC


嬉しい時、悲しい時、道に迷った時、寂しい時、
口ずさんだり、聴きいったり、ひとりぼっち耽ったミュージック。
そして、笑ったり、元気もらったり、まっさらな涙を流したり、
思い返せば、いつもそんな毎日に音楽があった。

ほら、探せば、本棚のCD。あれは、きみがいつかくれたCD。 
何度も何度も聴きまくった。歌詞を覚えるくらいまで聴いた。
その歌のダンスまで覚えたくって、探しまくって買ったDVD。
きみとボテチをつまみながら踊った音楽があった。

音楽から色んなこと教わった。たくさんのこと、僕にくれた。
たとえば、きみ。そして、音楽でつながったいっぱいの仲間たち。
ちっぽけだった自分だけの世界の扉を開いてくれたもの、
思い返せば、それは出逢えたたくさんの音楽だった。

ららら、らら、らららら、Life is Music。ららら、らららら、Life with Music。
どんな、どんな時でも、いつも僕らには音楽があった。yeah。

昔話しも聞いてくれ。夢を抱いて一人暮らし始めた頃、
テレビもない、レンジもない、先が見えそうなうまい話しもない。
けれど、月明かりの部屋、ギターをポロリ奏で歌えば、
そのメロディーが蝋燭のように僕をあたためた。

そういえば、恋に破れた夜。どうしようもなく孤独だったあの日、
信号待ち、交差点で、ふと見上げた大きなオーロラビジョン。
そこに映った名前も知らない奴が歌っていたラブソング。
その歌が、優しく、僕のことをなぐさめてくれたっけ。

ほら、きみにだってあるだろう。疲れ果てた仕事帰り、
ざわつく笑い声に苛立って、浮かれた街に「ひとり」を感じて、
そんな時、取り出したヘッドフォンを耳にあてれば、
その歌が優しくきみのことを励ましてくれたんだろう。

ららら、らら、らららら、Life is Music。ららら、らららら、Life with Music。
どんな、どんな時でも、いつも僕らには音楽があった。yeah。

come on・・
yeah・・
LaLaLa・・

そして、今、きみが何かにぶちあたり、どっかでひきこもっていたり、
それならば、もう一度聴いてみて、思い出のミュージック。
きみがまだ知らないたくさんの歌を僕からも届けよう。
優しい歌、元気出る歌、きみが笑顔を取り戻せる歌。

そして、歌おう。そして、踊ろう。一緒に音楽をしよう。
部屋でもいい、外でもいい、ライブハウスに集まるのもいい。
歌ってみよう。踊ってみよう。きっと、思い出せるはずだろう。
きみをいつも笑顔にしてくれた音楽があったこと。

嬉しい時、悲しい時、道に迷った時、寂しい時、
口ずさんだり、聴きいったり、ひとりぼっち耽ったミュージック。
そして、笑ったり、元気もらったり、まっさらな涙を流したり、
思い返せば、いつもそんな毎日に音楽があった。

ららら、らら、らららら、Life is Music。ららら、らららら、Life with Music。
どんな、どんな時でも、いつも、僕らには音楽があった。

ららら、らら、らららら、Life is Music。ららら、らららら、Life with Music。
どんな、どんな時でも、いつも、僕らには音楽があった。yeah。

come on・・
yeah・・
LaLaLa・・