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2020.11.24

博多水炊き

昨日の夜、メガドンキーに行ったら、
鍋用と書かれた鶏肉のぶった切りパックがあった。
いつもは鍋用に手羽元を買うけれど、それを買ってきて、
鍋にした。
めちゃくちゃ美味しかった。
マジのやつ、博多水炊きみたいだった。

そして、ふとギタリストの弥吉さんを思い出した。
弥吉さんは九州出身で、
一緒にサポートをやらせてもらってる時の旅先なんかで、
「鍋はやっぱり水炊きですよ」とよくよく話してた。
ある夜、打ち上げ呑みの店を探してる時、
博多の裏通りで水炊き屋さんを見つけて、
一緒に入ったのを覚えてる。
「やっぱり水炊きですよ」と、ホクホクした顔で食べてったっけ。

弥吉さん、元気すかー、相変わらずですかー・・・と、
ふと思った。
旅から旅へ、ステージからステージへ、
いろんなことがあったけど、
いろんなことが今は愛しいなぁと思った。
楽屋、路上、屋台、移動バス、ステージ横、飲み屋、駅のホーム・・
食べ物ひとつで、思い出すシーンがいっぱいあるなぁと、
思ったのだった。
最期のお別れだった、あの告別式の時、
最前列にキヨキとふたりでパイプ椅子に座って、
飾られたギターや写真を眺めてた時のことも思い出したりした。


お腹いっぱいで、
昨日は、早く眠った。
夢には、ずっと会ってなかった人たちが出てきた。
夢が忙しくて、ずいぶんと本格的に眠るまでに時間がかかったけど、
明け方ぐらい、深い睡眠に落ちた感じ。
そして、早くに起きた。

今日は、リハーサル。
電車に乗って、ちょっと遠いところまで。
移動時間があると、それはそれで、やれることがあったりする。
暗記とか、暗譜とか。

11月27日の弾き語りワンマンライブまで、あと少し。
会場にもきてくれる人たちがいる。
いろいろな街から、ともにつながってくれる人たちがいる。

死ぬまで、
自分の音楽は止めたくないなと、
今朝は、
そんなことを思う。

イチゴイチエ。
一期一会。
一語一会。
いつも、いずこへ。
いつも、何処で。
音楽を。