昨日の夜、メガドンキーに行ったら、
鍋用と書かれた鶏肉のぶった切りパックがあった。
いつもは鍋用に手羽元を買うけれど、それを買ってきて、
鍋にした。
めちゃくちゃ美味しかった。
マジのやつ、博多水炊きみたいだった。
そして、ふとギタリストの弥吉さんを思い出した。
弥吉さんは九州出身で、
一緒にサポートをやらせてもらってる時の旅先なんかで、
「鍋はやっぱり水炊きですよ」とよくよく話してた。
ある夜、打ち上げ呑みの店を探してる時、
博多の裏通りで水炊き屋さんを見つけて、
一緒に入ったのを覚えてる。
「やっぱり水炊きですよ」と、ホクホクした顔で食べてったっけ。
弥吉さん、元気すかー、相変わらずですかー・・・と、
ふと思った。
旅から旅へ、ステージからステージへ、
いろんなことがあったけど、
いろんなことが今は愛しいなぁと思った。
楽屋、路上、屋台、移動バス、ステージ横、飲み屋、駅のホーム・・
食べ物ひとつで、思い出すシーンがいっぱいあるなぁと、
思ったのだった。
最期のお別れだった、あの告別式の時、
最前列にキヨキとふたりでパイプ椅子に座って、
飾られたギターや写真を眺めてた時のことも思い出したりした。
お腹いっぱいで、
昨日は、早く眠った。
夢には、ずっと会ってなかった人たちが出てきた。
夢が忙しくて、ずいぶんと本格的に眠るまでに時間がかかったけど、
明け方ぐらい、深い睡眠に落ちた感じ。
そして、早くに起きた。
今日は、リハーサル。
電車に乗って、ちょっと遠いところまで。
移動時間があると、それはそれで、やれることがあったりする。
暗記とか、暗譜とか。
11月27日の弾き語りワンマンライブまで、あと少し。
会場にもきてくれる人たちがいる。
いろいろな街から、ともにつながってくれる人たちがいる。
死ぬまで、
自分の音楽は止めたくないなと、
今朝は、
そんなことを思う。
イチゴイチエ。
一期一会。
一語一会。
いつも、いずこへ。
いつも、何処で。
音楽を。