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2021.1.13

留学中。

そして、それにしても、
いやはやどうして・・
日が暮れる頃に帰ってきて観た、
NHKでの、「11都府県緊急事態宣言」が出されたにあたっての、

この国の未来を握る政治中枢にいる方の質疑応答に、
本当に、心の底から切なくなってしまって、
この国の夜明けは果たしてくるのかどうなのか・・などなど考えてしまって、
もう・・
・・例えば、
この自身のブログにさえ、
何も書きたくなくなるほどの失望を覚えたのだった。

それは、もはや怒りなどではなく、
可哀想な、惨めな、
そんな気持ちだった。
観てるだけで、呼吸が苦しくなる感じに締められて、
テレビを蹴り飛ばしてやりたくなるくらい・・

けれど、
思い直し、
例えば、
ナチス下の非情なる日々にあっても、
息を潜めて屋根裏で想いを書き続けたアンネと比べれば(比べるにも及ばなすぎるけれど)、
この街の片隅で、僕が「言葉を書けなくなってしまうほど失望した」
などという愚痴のようなクソは、カッコ悪くて、それこそ、クソだ!と思って、
また、今日も、いち男の文字を残すようにブログを書いている。


今日は、活動のためのことと、
あとは、ついでに髪切りのために、昼前に外出した。
あっという間に過ぎた今日だったけど、
一日を通してみれば、
いろいろと、深く考えさせられることや、
気づいたり、背筋をぱんっと叩かれたり、
そんなことがいっぱいあった一日だったのだ。

朝は、テレビでやってた空手家の方のドキュメントを観て、
すごく感銘を受けたのだった。
とにかく、
日々努力。
その姿勢がすさまじくて・・。

ドキュメントの中でインタビューを受けていた、
その方の師匠も、言っていた。

「彼の持って生まれた才能は、私は知らない。
けれど、
彼には、努力する才能がある。
それこそが、彼の持つ、天才的な才能だった」
とか・・そんなようなこと。

その空手家の人の佇まいが、もう凄過ぎて、
とっても優しそうな人なんだけど、
本当に、凄い佇まい。

日々「やってること」は、
その人の佇まいに出るんだなぁ・・・と、
感銘というか、
ショックなほど、朝から響いた。

その人の姿を見て、
「技・・わざ」ということについても考えてしまったけど、
それについては、また今度書こうと思う。
喜友名 諒(キユナ リョウ)さんという、空手家の方。

さて、
そんなこんな、
朝観たドキュメントに感化されて、
一応自分もフィジトレなんかして、
それでもって、昼前に外出。
今日も、電車移動だった。

今日こそ、「この本を読み終えるぞ!」と、
年末から読んできた本を持って出かけた。

耳には、音楽が流れてないイヤフォン。
そう。
ダメなんだな。
電車の中で、誰かと誰かが喋っていたりすると、
全然本に集中できないことにずいぶん前から気づいていて、
今日は、それを踏まえて、
耳にイヤフォンを突っ込んで、
あともう少しで読み終わるその本に没頭して移動した。

この「あともう少しで読み終わる」本に関しては、
昨日のブログでも少し、
その、
「果たして、このまま、何のドラマティックなこともなく、
たんたんと終わってしまうのか!」の心配を書いたけれど、

その、本に対する、
自分自身の高揚は、
その電車の中で、
突然やってきたのだ。

せっかくだから、
そのページをiPhoneのメモに記した。

それは、
310ページ目!

そう、
「そうだった・・」
「これは!」
という、
この胸に吹き上がってきたここからの高揚や、気づき、
遡れば、
この本と自分の、
思い出した27年前の出逢いについて・・などなど、

でも、
今日は、
書き残す力がないわ。
ダメだ。

このことについては、
明日以降にしよう。
情熱のまんまに、ばさーっと書ける日に、
この本の最後のほう、
310ページ目からのことは書こうと思う。


・・そんなこんな、
今日も、中身のあるような無いような、
そんなブログを書いて、眠る。

今日も、もう眠いなぁ。
なんだかんだと、
最近じゃ、朝早えーからな。
今日も、朝にドラマを3つ観たんだ。


少し、自分でも、
気持ちのシフトを変えて、
最近は、「留学ちゅうさ」と思っている。

そう。
次に逢える日のために、
今、自分は留学中なんだ。

そして、
ドラマやら、本やら、そんなもんたちで感情を揺らせて、
感性とやらをひっかいて、
そっからポロポロ落ちたカスやら、
もしかしたらダイヤの砂やらを、
「自分自身」の言葉と音符にしていく。

いつか、逢える、その日に、
きみへ持っていくためのノートと告白のために・・
とか、なんとか・・


では。
また明日ー。

おやすみ。