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2021.1.17

サナギの選択

日々なんて、
いつでも順調に進んでいくわけではなく、
歯車が噛み合わない日もある。
いい感じやなぁと思ってたらヘタこいてたり、
つかんだと思ったら、すぐこぼしたり、
慎重に進めていたのに、
最後の最後に何かにぶつけて壊したり。

食べ終えたお茶碗の上に置いた箸を、
どうにかこうにか落とさずに、
キッチンまで運んで行ったのに、
最後の最後に、
カランカランと落としてしまった、
あの時の憤りのように・・。

今日は、そんなことがいっぱいあった。


でも、
いいこともあった。

夜観た、
溜め録りしてたバラエティーでは、
ずいぶんと泣けた。
運動会で一生懸命走る子供のように、
なにかに一生懸命になってみたいと、
今さらでも強く強く思った。

流れていた挿入曲を聴いて、
「これ、きっと、たぶん、あのドラマの曲を作った人と同じだわ」と、
ウィキペディアで調べてたら、的中していた。
自分の耳も、まだまだ救いがあるじゃないかと思った。

すねたくはない。
すねざるをえない運命でも。
自分が自分を嫌いになっていくように・・の感じは、
もう、いいや。

その前に、
まだまだやれることがある。

サナギよ。
そのまま、湿って腐れ死んでくか、
とりあえずは、あがいて、
そこから這い出してみるか。
明日からの空がどうであれ・・だ。


さ、
今日は、蚕のように、
下向きに毛布にくるまって眠りましょ。
明日生えるかもしれない羽根のために。

くそったれさん。
ばいばいきん。
おやすみなさい。