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2021.1.20

『星のホイッスル』

2マン配信ライブ。
当日。1/20。
歌えることに、感謝です。
自分は、
オープニングで、歌う。

連日のスタジオ。
今日も、朝から昼にかけて、入った。
声出しだったり、
ウォームングアップというところか。

配信ライブの場合は、
カメラセットなどなど、
いろいろなことに現場スタッフは追われる。
自分の場合、
ゆっくりとした音リハーサルはしなかったりする。
だから、
その前に、できることを。

少しだけ、
作っていた歌のまとめもした。
書きかけになるのか、
それとも完成形になるのか、
まだわからない。
それでも、
現在進行形で、
今、
自分の日々の中で生まれた歌なんだなぁと、
実感したりする。

どういう思考で、言葉が降ってきて、
メロディーと絡み合い、
その先の続きが生まれて・・・
・・とか、
すごくしっかり把握できる歌もあれば、
どんな感じでできていったんだっけとなる歌もある。

今回の歌は、
なんだろな。
この胸に広がっていた・・世界と、
未だにある、願いが交錯してるような・・
メッセージがあるようで、ないようで、
でも、あったりするようで・・


なにはどうあれ、

日々、
今もなお、
歌とともに生きて歩めているだけで、
自分にはまだ、

生きてる価値があるように思えた。


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『星のホイッスル』

偏西風が吹くところ 旅人たちが行くらしい
空に流れた流星が  水平線に消える場所
金星が近づいてきて 前触れのように輝いた
新しい風が吹くたび 僕の胸は 不安がるよ

銀河の果てから川を渡り 子供の時に迎えにきた
勉強部屋の窓を叩いたのは 汽笛の音と車輪のリズム
さぁ 教科書をしまい 準備して 
今度こそは乗り遅れないよう
あの時も気付いたら眠ってた  
そして 夢の中で

発車オーライ 右手が空を指し
始発ホームに 大きな声が 響いたよ

発車オーライ 遠い遠い 遠いところから
胸に響いてくるのは  始まりのホイッスル
  
発車オーライ 愛しい人たちは ここにはもういない
想い出の残像 もう 置いてくんだ

発車オーライ その切符を受け取って 乗り込もう
首にかけた 銀色の星のホイッスル


メルヘンを笑い飛ばして 人々は夢を葬った
代価を望んだ連中は 都会の人形になった
それでも僕は信じてた 星を愛してたきみだけは
千夜一夜の物語 今も語り続けてること

100年ぶりに現れた 流星群たちに紛れて
そろそろ迎えにくる頃だろう 汽笛の音と車輪のリズム

さぁ 窓を開け さぁ 部屋を出て 
今度こそは乗り遅れないよう
きみの手を取って 飛び降りるんだ 
そして 夢の中へ

発車オーライ 右手が空を指し
始発ホームに 大きな声が 響いたよ

発車オーライ 遠い遠い 遠いところから
聞こえた 響いてきたのは  お別れのホイッスル
  
発車オーライ 愛しい人たちは ここにはもういない
想い出の残像 もう 置いてくんだ

発車オーライ ほら 切符を受け取って 乗り込もう
夜明けを待たずに鳴り響いた 星のホイッスル

どこに向かうか 知らない
命が終わる場所かもしれない 
生まれ変われる場所かもしれない
もう一度 友達にも会えるかもしれない 
もう一度 さよならをしなきゃいけない場所かもしれない
それでも 
夢を見て 行こう 
希望を願い 行こう
幸せになりたいと もう一度 祈ってみよう

発車オーライ その切符を受け取って 乗り込もう
夜空に架けたレールを

発車オーライ 右手が空を指し
始発ホームに 大きな声が 響いたよ

発車オーライ 遠い遠い 遠いところから
胸に響いてくるのは  始まりのホイッスル
  
発車オーライ 愛しい人たちは ここにはもういない
想い出の残像 もう 置いてくんだ

発車オーライ ほら 切符を受け取って 乗り込もう
夜明け前 サヨナラと響いた 星のホイッスル