ガラスの林檎たち

朝から曲書き。
「なんだっけあれ・・」と、浮かばない言葉をずっと考えてた。
お風呂を洗って、溜めて、入って、
またピアノの前に。
「そうだ、”シュレッダーだ！」と、
浮かばなかった言葉をようやく思い出した。


そして、着替えて、打ち合わせへ。
駅まで歩く道で見つけた選挙ポスターには、
昔トモダチだったやつが写ってた。
わぁ、政治家になったんだなぁと、少し眺めた。
昔より、なんだか真面目な瞳。
そして、口元はなんだか、作りな、笑顔。
政治家になったんだなぁと、思った。

自分の口元には、
なぜか、さっきから、”ガラスの林檎”のイントロ。
聖子ちゃんの歌。
「がーー⤴︎ーらすの、りーんーごー、た、ち」と、
しゃくって、最後に呟く、
あの歌い方が、せつなくて、好き。


ひだまりのベンチ、
目の前のスーパーで買った、
缶チューハイ”本搾りグレープを飲んで、
待ち人を待った。


打ち合わせ。
先のことが決まっていくと、
やることも決まってきて、
本当に嬉しい。
みんなは、どんなふうに思ってくれるだろう。

いろんな話をして、
ずいぶんとハイボールを飲んだ。

自由という空を飛んでいたいなぁ・・と思った。
そして、
雲が散らばる空を飛ぶ鳥の写真を撮った。
一羽めを撮りそこない、
二羽目をパシャリと撮った。


いつからか、記憶がない。
さっき、目覚めた。
よっぱらって、
帰ってきて、リビングで寝てたらしい。
そこに、自分がいた。
起き上がって、
お煎餅を食べて、ハートのチョコを食べて、
テレビをつけた。
長瀬くんがでてた。
なんとなく、
長瀬が昔出てた、あの池袋のドラマの中で生きてた、
あの頃の自分のことを、少し思い出した。
チーマー・・ってやつか。
ビルの隙間にあった、
水色のバケツのゴミだめの匂いを思い出した。
そこから見えた、
ビルとビルの隙間の鉄柵に囲まれた夜空のことも。


このまま、
今日は、
夢の中へ、落ちていくか。

暴れてたいなぁ。。。

ライブで。
みんなと。