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2020.1.6

初心

今日も、昼、青い空に、白い月が見えた。
今年で2回目。
綺麗。冬の空は、こんなに澄んでるんだなぁと見とれた。

             ⭐︎

最近、よー、本を読んでいる。
そのひとつ。
作家が書いている日記集。
日記って、日記だよなぁと、あらためて思った。
なーーーんの変哲もない日常。食べたもの。
むかつき。つきあってる人とのすれ違い。
人との会話で感じたこと。諸々。
ちょっと調べた。
俳優/沢村貞子の日記は、『献立日記』っちゅーので有名だったらしー。
その日の献立を大学ノート36冊分綴ってたらしー。

彼女、言う。
「小さな点。
その日集めたのが、その日の幸せ。
その月集めたのが、その月の幸せ。
一年集めたら、一年の幸せ。」

ぐっときます。

             ⭐︎


昨日は、地元での同級生新年会。
イクちゃん仕切りだったから、相変わらずのメンバーかなぁ、
オータさんとイズとミツイとオヌキとオレぐらいか・・なんつって、
1ヶ月前から思ってた。

けど、いつまで経っても、
イクちゃんから開催の店の情報も時間、LINEこねぇーー。

とりあえず、オヌキと地元の駅近で待ち合わせしとくか・・・と
立ち飲み屋で待ち合わせ。

やっぱ、愛すべき地元、すげぇ。
昼の12時から、競馬新聞片手のオヤジさんたちでいっぱい。
そっか、今日も、競馬、競輪、競艇、やってるのねん。
瓶ビール。もつ煮込み。ハムカツ。
ハムカツ・・のハムが、普通の薄いハムで、衝撃で、わろた笑)。

ようやくイクちゃんと、連絡が取れて、
とりあえず顔出すよ・・ってなって、
行ってみたら、
なんと、8人ぐらいの方達が、円卓を囲んでて、びっくり。
すべて、女子。
女子会かいっ!!言っとけやー。
みなさん、おひさしぶりすぎぶりです!!
で、
そいで、男ひとりの担任だったタキモト先生までいらして、
またまた、びっくり。
ハーレムですな。
先生。
ごぶさたしております。

いっぱい、いろいろ、話せて、感じられて、楽しかった。

             ⭐︎

タキモト先生との会話、

「そめやー、おまえ、家出して、親捨てて、あの頃は、
狂いまくって、そめや、
すごかったなぁ。
でも、私は、それで良かったって、あの時、そう思ったんだよ、
あの時も、私は言っただろ?」

・・・
はい。そーでした。
先生の頭に、パンツ脱いでお尻で乗っかったりもしました・・
カラオケボックスでしたっけ・・

・・・

「そーだよ。それで、良かったんだよって、私は、言ったろー
覚えてるんだ、そめや?
私の、頭に、お尻、乗っけてたっけ・・?
でも、それが、良かったんだよ。」

「そめや、おまえが芸術家とか、そういうの目指すって、
あの時聞いてから、
おまえは、そう、もっともっと狂っていいって思ってた。
中原中也とか、三島とか、
いっぱいはみ出して、そんな中から産んでくんだろ?」


なんつー、いっぱい言葉をもらって。

なんだか、
久しぶりに、
いろんなことを、
いろんな自分を思い出した。

本当に、
いっぱい思い出した。

そめや、そめや、
うるせぇとか思いながら、

本当に。

             ⭐︎

「じゃなー」とオヌキに手を振って、
もう一度見た、錦糸町の空は、
相変わらず、人の気も知らず、陽気な感じで、
それはそれで優しかった。

階段をぴょんぴょんと跳ねて乗った電車、
一気に、ひとりになって、
ふと、思った。

落ち着いてんじゃねーよ、そめや。

そして、
電車の中で眠った昨日。


タキモっちゃん、ありがと。
同級、ありがと、ベリーマッチ。

書きたい歌が、生まれたよ。