カーテンを開ける。
ビルの向こう、オレンジと緑と青と白に近いグレー、虹色に近い夜明けだった。
今日から12月だ。2026年もあと1ヶ月。
パソコンを開くと、新しいアルバム『弾き語りデラックス4』の最終マスタリング音源と、
ブックレットデザインが届いてた。
ダウンロードしながら、コーヒーを飲む。
小峠さんと戯れてる夢を見た。
自分は、小峠さんの前で、ゲッツを連呼したりとか、
そのうち、なんでもにチをつけて、転ぶっち、とか、
お願いっち、とか、げっち、とかボケて、
「そこはゲッツだろー」とか突っ込まれながら、
ゲッチュとか、グッチュとか、
「それはグッチだろー」とか突っ込まれながら、
チュッチュッとか言って抱き合いながら、
いい加減にしろ!とかいう夢だった。
夢の中で笑い転げていた。
だいぶ昔、
スーパーでの買い物の話しや、温泉での道中の話し、
TVに出てる俳優さんを観ての感想とか、店員さんの態度を見て感じたことだったり、
時には突然な長文な自己哲学だったり…そういうのを自由に書き連ねたものを本にした、
銀色夏生さんの『徒然ノート』が大好きで、毎巻楽しみに読んでいた。
ただただ、他人の日常話しや、他人の思ってたり感じてたりのを、読んでるだけなんだけど、
いろいろを感じられて、本当に面白かった。
こんなの、自分でも書けたらなぁ…とやり始めたのが自分のブログだったなぁなんてことを、
今朝ふと、布団を鼻までかぶりながら思い出していた。
誤字や脱字なんてどうでもいいから、
自分世界で今を記し残してみたいなぁ…と、思った朝なのだった。
『徒然ノート』は、きっと…というより、カンペキ、
清少納言の『徒然草』から持ってきた現代版の名称だろう。
平安時代、人気を博した『徒然草』は日記調、紫式部の『源氏物語』は小説、
なんとなく例えれば、ニュース的バラエティか、ドラマの違いか。
毎週お送りする食べ歩きや観光地巡りバラエティか、
ドロドロでありつつ泣けたりグッときたり「これからどうなっちゃうの?」と
観ることを止めることのできない長編恋愛ドラマ。
どっちも人気でそうだわ♪
あまりに指先が凍えていて、一度、お風呂に入った。
そして作業作業。
告知ページ作成は終わって、ライブハウスへのタイムテーブル案の送信も終わって、
これから、いよいよ弾き語りアルバムの入稿への素材、最終チェック。
集中してやろう。
旅の準備も、片付けも、今夜の配信準備も、
今日もわんさかやることがある。
やることがあるってことは、まだまだいい感じ。