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2020.5.18

歌うたいのダイアリーのようなミュージック

寒空に小雨が降っていた朝。
今日からは少し寒くなりそう。

午前中は、新しいアルバムのブックレットのチェックなどをした。
ブックレットにおさめる上での歌詞の改行など。

去年の歌旅の中で生まれた歌たちをリアレンジしたCDっていうこともあって、
今回のブックレットの写真は旅中の風景の写真が多し。
自分で撮影した風景も多々。
懐かしさと、
やっぱり、
早く、もう一度、
歌旅に出たい気持ち、
歌の場所で逢いたい気持ちで、
胸がつまるな。

この修正が終わったら、いよいよ、入稿。
できあがりを待つばかり。

歌の中に、
「いつかまた逢える」と綴った、
この言葉を、
今日はここに残したい気分。

・・・・・・・・・・・・

『歌えば尊し』

「歌うたいのダイアリーのようなミュージック
・・Can you listen to me ?」

季節は過ぎて、ノートも閉じて。

いくつものメロディーにときめいた、
桜花びら眺め、はしゃいでた、
あの春の日々も遠い想い出。

高速飛ばし、窓をあければ、
いつだって見えていた、遥か、海。

「たまらなくキミに逢いたいのさ」
そんな気持ちでハンドル握りしめて。

“歌えば尊し”なんて、
おおげさな名前、ツアーにつけて、
春夏秋冬、奏で続けた。
相棒は、ピアノとアコースティックギター。

何度も幸せ感じたよ。
歌えば生きてる意味、溢れたよ。
みんなの拍手。踊る手拍子。
今、思えば、全てが愛おし過ぎて。

流れ星のようにキラキラと流れる、
想い出たちとずっと一緒にいたいけど、
「さよなら、2019年の日々よ」
僕たちよ、新しい歌物語を響かせよう。

陽だまりのロックンロール。
夕暮れのバラッド。
夜空に誓い叫んでたメッセージソング。

「きっと、また逢える。
いつか、また、旅の先で」

それまでは、”SING A SONG”。
それぞれの場所で・・元気で。


風の舗道に落ち葉が降れば、
意味もなく心も塞ぎ込んで、
伝えられない想いに傷んでた、
あの秋の日々も、今じゃ想い出。

すれ違ったり、失ったり、
自分の無力さに落ち込んだり、
「道を間違えたりしてないかな?」
ふと立ち止まってしまう季節も。

“歌えば尊し”の意味を、
何度も考えたりもしたよ。

「僕は何のために、歌を歌う?
なぜ、こんな日さえも、歌うのか? 」

けれど、いつも、気づけたんだ。
答えはステージから見えたんだ。
きみの笑顔が、きみの涙が、
歌うことの大切さ、教えてくれた。

見上げた空にぽろぽろと蘇る。
僕らの一年をいつか思い出すだろう。
「さよなら、2019年の日々よ」
僕たちよ、新しい歌物語が待ってるから。

聞こえるかい?ロックンロール。
泣かさないで、バラッド。
心の奥に閉まっておくさ、
メッセージソング。

「きっと、また逢える。
いつか、また、旅の先で」

それまでは、”SING A SONG”。
それぞれの場所で、
夢見て、
追いかけて。

流れ星のようにキラキラと流れる、
想い出たちとずっと一緒にいたいけど、
「さよなら、2019年の日々よ」
僕たちよ、新しい歌物語を響かせよう。

陽だまりのロックンロール。
夕暮れのバラッド。
夜空に誓い叫んでたメッセージソング。

「きっと、また逢える。
いつか、また、旅の先で」

それまでは、”SING A SONG”。
それぞれの場所で・・元気で。

I will listen to songs・・
and wait for you・・