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2020.8.13

優しい漫画みたいなことを思う夜


家の前の公園では、
夜中になってもセミたちが鳴き続ける。
まぁ、しゃあーねぇーな。
鳴きでもしてなきゃ、
セミの奴らもこのクソ暑い夜をやりすごせないんじゃないかな。
・・てな感じで、
寝苦しい熱帯夜が今日もやってくる。
寝苦しさで、何度も寝返りを打って、
これじゃ全然眠ってねぇんじゃね?の夜が続く。

それでも、僕は、朝起きると、息をしている。
命までは奪われていない。
だから、また、今日も、
”なにか”という、わからない何かに背を押されながら、
顔を洗って、目を開いて、生きることを生きている。

親戚からは、いなり寿司に使う味付け油揚げが送られてきた。
少しの励ましの言葉と食材の贈り物。
ほんわかした気持ちで、手紙を閉じた。
お昼は、その油揚げを切って、お蕎麦に添えて食べました。

テレビから流れてきたニュースは、この時期の日本の行事。
そっか、そんな時期か。
お墓参り、行きたいな。
逢いにいきたい。
そして、少し、静かに、空と話しがしたい。

             ☆

先週、たくさん髪を切った。
短くなっての最高の利点は、シャワー。そして、お風呂。
さっとシャワーを浴びて、頭もばっと洗って、
ちゃちゃっとバスタオルで拭いて、
頭なんかは、そのままにしてても、いつのまにか乾く。
そんなだから、
汗をかいたら、またすぐにシャワーをして、
頭を洗って・・すっきりになる。

筋トレしちゃー、シャワー。
掃除しちゃー、シャワー。
ジョグをしちゃー、シャワー。

話はそれるけれど、
先日は、調子こいて、正午すぎにジョグったら、
30分ぐらいでブッ倒れそうになった。
長距離走ろうと思ってたから、
リストバンドに小銭を入れてたおかげで助かった。
木陰に座って、自動販売機で買ったペットボトルの水を2本、
首からかぶって、足にぶっかけて、グビグビと飲んだ。
猛暑を舐めたらあかんぜよ。


今日は、歌詞を書いた後にも、
びっしょり汗をかいてたのでシャワー。
クーラーが嫌いだから、汗をかくのもしょうがない。
スティングさん家でワイワイと作ったデモテープのラフミックスが
昼過ぎに送られてきて、
その曲を聴きながら、あーだのこーだの歌詞を書いて、
気づいたら、首のへんからおっぱいのへんまで、
たらたらと汗が流れていたのだった。

歌詞。メロディー。
それらと向き合う時間は、楽しい。
我を忘れて、何もかもを忘れて、
あっちの世界にぶっ飛んでいけるから、
順調も躓きも寄り道も、その全てが、
楽しいなぁと思えるのだと思う。
うん。
楽しんでるなぁ、オレ・・っていう時間さ。


さて、
今日はそろそろ、早いけれど、眠る。
今日は、きちんといろいろ食べた。
昼はお蕎麦。
夜もお蕎麦。
鶏肉も食べた。豆腐も食べた。
夕方に買ってきたカツオも食べた。
キムチも食べた。

キムチを食べると、熟睡できますよーと、
前にテレビで偉いお医者さんらしき人が言ってた。
今日は、眠れるだろうかい。


今日のがんばりが、きちんと疲れになって、
その疲れが睡眠で癒されて、
また明日起きた時、
新しい細胞たちが、
「がんばるか!」と元気良く手をあげて、
そんなふうに、
生き生きと、
みんなが生きていけたらいいなと、
ちょっと優しい漫画みたいなことを思う夜でした。

おやすみなさい。