2016-07-10 Sun
カーテンを開けっ放しにして眠って、
朝日の眩しさで目が覚める。
「やべ、朝ご飯買ってなかったわ」と、短パンを履いて、シャツを着て、
近くのコンビニまで行こうとエレベーターに乗る。
玄関を出て、木々の向こうには、湖。
生あたたかな風は、水辺の匂いがする。
帰り道そのまま買ったおにぎりをかじって、
部屋について、ジョギング用のウェアに着替えて、また外へ。

トンネルを抜けて、小さな坂を駆け上がれば、そこは、湖畔の道。
太陽はもう空の上でさんさんと輝いて、水面はその光に照らされて銀色を連れて流れている。
岸辺では、足の長い白い鳥がその流れをじっと見つめて、
まるで、想い出や哲学に浸っている人のように佇んでいる。

「あぁ、気持ちいいなぁ」と心で反芻しながら風を受けて走っていく。
この景色、この気持ちを、いつまでも自分は覚えているんだろうか。
いつか、ふっと思い出すんだろうか。
「そうだ、いつの日か、自分が確かに感じていたその気持ちを思い出せるように、
どこかに文字で記しておこう」なんてことを考えながら、走っていく。

汗はあっという間に吹き出してきて、
何度も手のひらで顔を洗うように汗を拭う。

湖畔の道の行き止まりまで走って、またその道を引き返し、
そこから国道沿いの道へとルートを変えて、お城への道を行き、
お城の天守閣下まで走り、そこからお堀まわりを走り、武家屋敷通りを抜けて、
バス通りを通り過ぎ、再び国道に出て、最後にホテル近くの神社の水で顔を洗い、
今日の走りは終わり。
約10キロかな。

温泉付きのホテルだったから、そのまま朝風呂へ。
湯船から窓の向こう、空に流れてゆく雲が見える。
部屋に戻って、ライブハウスへ行く準備。
ツアー前に坊主のようにした頭は、もうずいぶんと伸びて、
良く言えば、漫画ホットロードの春山みたいで、
悪く言えば、色の抜けたクルリンリーゼント。

2016年の夏は、旅から旅へ。
音楽はいつもそばにあって、
毎日、自らを激励したりしながら、一歩一歩、こうして過ぎてゆく。

生きてるな、オレ・・って感じだ。


| 11:48 | CATEGORIES:自画像 |
CALENDAR
Su Mo Tu We Th Fr Sa
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<前月 2016/07 次月>>
ARCHIVES
NEW ENTRIES
CATEGORIES
SEARCH
POWERED BY
ぶろぐん
----------