2014-10-29 Wed
眠れない夜だった。
片付けが終わって疲れ果てて1時半に寝たけれど、4時には目が覚めた。
頭の中で、不安や苛立や希望などが書かれたバラバラの一片一片のカードのようなものが
漂ってはよぎり、思考の中で眠っている感じが続いた。

その人にしかわからない問題というのは絶えずそれぞれにあり、
その人にとってそれをどうするかを自分自身と向き合い考え続けることは、
一種の戦いなのかもしれないとも思う。
それを孤独な戦いという人もいれば、打開を望む人には必然だと考える人もいる。

あきらめ・・とまではいかないけれど、
そこまで戦わなくてもいいんじゃないか・・という問いもあるかと思う。
けれど、
少なからず、
表現者を望み、表現者として世の人に何かを伝えたり、自分自身の内を伝えようと挑み試みる人たちは、
その戦いの中に絶えずその身を置いているんじゃないかなと、僕は思う。

深夜の夢の中の暗闇の海の風景とは打って変わって、
今日の空は穏やかすぎるほど、優しい色をしている。


昨日は久しぶりの弾き語りワンマンライブだった。
そこに立って歌っていられることがとても幸せだった。
集まってくれた人たちにも感謝の気持ちがいっぱいだった。

ただ、
そこに付随してくる、色々な人たちの振る舞いや考えのすれ違いに、心が痛んだ。
いろんな人がいるなぁと何度も反芻してみるけれど、
いろんな人がいるなぁでは済ますことのできない心の痛みがある。
何度もこの痛みに悩まされることは、とても残念だ。

伝えなければ伝わらないではなくて、
その状況をしっかりと見つめて、気づいたり気持ちを汲んだりすることも、
人としてとても尊く大切なことだと思うのだけれど。

行き過ぎた「我」というのは、時に、醜くも感じる。
あらためて世間を見渡せば、そんな「我」ばかりのような気もするけれど。
僕には耐えきれない。

さて、
走ってくる時間がきた。
今日の優しい空が、少しでもこの心を穏やかにしてくれればいいな。
大きく深呼吸。


金曜日は新宿マーブルでイベントライブ。
ハロウィンパーティーライブか〜。
共演のセクシーパンサーは、がっつり仮装で盛り上がるんだろな〜。
オレも東急ハンズにでも行って、仮装したい服見つけて、心、盛り上げよう。

自分を見つめ直すことで、今日も少し元気を取り戻す。


2014-10-22 Wed
懐かしい人たちがたくさん出てくる夢を見た。
「きみのいどころはもう、僕にはわからない・・」
自分の歌の『表参道』を思い出しながら、巡っていく夢の中のストーリーを見つめた。
「つきあってる人がいると・・きみの噂が季節を変えてゆく」
目が覚めた時、『表参道』の続きの歌詞を口ずさんだりした。
珍しい朝だなぁと思った。

窓の外は雨が降っている。
白く煙った空は、なんだか、気持ちまで曇らせる。

昨日は、よく昔遊んでいた街で打ち合わせがあった。
昔の頃と街の姿は大きく変わり、今は改札を抜けた時点で大きなショッピングモールのビルの群れが広がっている。
そこには、「懐かしさ」はもうない。
「懐かしさ」を感じるのは、頭の中によぎる記憶の中だけにある。

待ち合わせまで時間をつぶそうと入ったカフェで、25歳の頃にお世話になった人がカウンター席にいるのに気づいた。
うわ、やべー、挨拶いこうか、どうしようか、気づいてくれるだろうか・・とためらっていたけれど、
せっかくの再会だと思い、挨拶に行った。
けれど、近くにいって見てみたら、その人によく似ていたけれど、違う人だった。
違う人だと気づいたら、なぜか、やたらと懐かしさがこみあげてきた。

「あの人は今頃どうしているだろう。」

さて、
カーテンをまた開けて外を見てみる。
雨は音も立てずに、永遠に降り続くかのように、降っている。

「あの人は今頃どうしているだろう。」・・なんて想いが似合う、
そんな今日の雨。

「あの人は今頃どうしているだろう。」
街の、あちらこちらで。
遠い空の下の、あちらこちらで。
2014-08-15 Fri
水色の空。
街ゆく人。
緑の葉を揺らす街路樹。
光にキラキラと照らされる車たち。
ベビーカーを押すお父さんと、その隣のお母さん。
ハンカチを首にあててるOLさん。
冷やし中華の旗がなびいてる店先。
走ってゆく子供たち。
鞄を斜めがけにした制服の女の子。
通り過ぎてく風の匂い。
画面の中で輝いてる高校球児。


昼下がり、
瓶ビール、鍋焼きうどんの前、
ふと、想います。

終戦記念日。


2012-04-09 Mon
山口での清木場俊介さんのイベントに、ぶらり、
行かせてもらいました。
ちょっ晴れの中の春の入り口、
とても気持ち良かったです。
集まっていた人達の笑顔や笑い声が、春風に乗って、空に響き渡って、
とても気持ちが良くって、自分もずっとホクホクしてました。
キラキラと光り流れる河。
ひらひらと揺れるサクラの花びらたち。
活き活きと立つ山々。
自由に、そして気ままに、
今を楽しんでるなぁ〜自分という旅でした。
ずっと笑いっぱなしでした。
熱い語りもあったりして、とっても充実です。
元気がでました。
今日からまたやっちゃるぞ!という気持ちいっぱい。


昨夜東京に帰り、そのままバタンキューと寝ました。
起きたら、足がふわふわしてた。
思えば、缶チューハイ片手に、
ずっとあっちゃこっちゃと歩き回ってたから、足にきたかなぁ・・と(笑)。
明日がミーティングなので、少し諸々整理。
爪を切る。
で、本を読む。

とってもいい天気だったので、
お昼はスーパーでお弁当を買って、公園で食べた。
東京の公園。
子供連れの方々が何人かいた。
昔は、ベンチもいっぱいあったり、
1人ぼーっと耽ったりすることもできて、
もっと公園という場所も自由だった気がする。
ボール投げしてる奴がいたり、
ちょっと危ない遊びをやってるガキがいたり、
それを注意する大人がいたり。
今この時代は、なんだか、「不審者」とか「事故」とか、
そういうニュースが蔓延していて、
1人公園でぼーっとしてるだけでも、通報されそうな・・。
今日行った公園の看板にも、禁止事項がびっしりと書かれていた。
どんどんと、僕らの「自由」の場所がなくなっていくような気がする。
渋谷を始め、駅周辺の区画整備とかも、
なんだか、全ての街が同じ色になっていく感じ。
これから、どの街に立ち寄っても、同じような広場、
同じようなショップ、同じような色合いの風景になっていくのだろうか。


夜になりました。
カレーを食べました。
NHKのぶらり旅みたいな番組を観ました。
熊本の街。
100年も続くおまんじゅう屋さんや、焼酎屋さん、うなぎ屋さん、
お肉屋さんが建ち並ぶ小道を、タレントさんたちが歩いてました。
なんか、とってもいい感じの街。
そういえば、山口でも、新幹線口から在来線口に渡っていったところに
いい雰囲気の小道があった。
いわゆる、路地って感じ。
そこにあったおでん屋さんにふらっと入ったら、
70歳ぐらいのおばあちゃんが切り盛りしてるお店だった。
メニューも、値段表もない。
カウンター席の上に並べられたボテトサラダや唐揚げや煮物を指差して、
「それ、少しの量でいいんで、ください〜」とオーダーする。
カウンター向こうには大きな四角いおでん鍋があって、
そこを覗き込みながら、おばぁちゃんに食べたいものを指差しながら、
お願いする。
カウンター席に座っても、とくにたくさん喋りかけられるわけでもなく、
ビールがなくなると、「ビールは?」と優しく声をかけられる。
少しずつこちらの緊張もとけてきたぐらいに、
「どこから?何しに?」と声をかけられ、
「花見っす」と答えると、そーか、そーか、とニコリとしてくれた。
そこから2軒目の、これまたディープそうなホルモン屋さんへ飛び込み。
そこでも、おばさんが優しくしてくれた。
ビール瓶はセルフで自分で冷蔵庫から取って、それを飲む。
吞んでるお兄さんたちも、疲れを癒してゆったりとして吞んでいる。
たまに、おばさんがお兄さんたちに絡んで、
「お疲れさんやなー、パワーつけんと!」みたいなことを言っている。
いいなぁ。
東京にも、もっともっとこういうお店があればなぁ・・と、思ったものだった。
今日の番組を観ていたら、なんだか懐かしい昔ながらの町並みに、
色々と思うことがあった。


さて、
コンビニまでふらっと行ってきました。
ジュースを二本と、缶ビールを一本買ってきました。
まぶたが落ち始めました。
早めに眠ります。

2011-03-10 Thu
今やらないで、いつ、やるんだ。

外へ飛び出した朝。
晴れ渡った空は、青よりも白に限りなく近いブルー。
そのキャンバスに、僕の今日を描け。


コーヒーの匂いの部屋の中で、ピアノの前で真っ白なストリングス用の譜面の前に座る。
あと3時間もすれば、この鉛筆の先で描く、一曲の楽譜ができあがるだろう。



一刻、一刻、
時の刻みが進む中、

僕らも何かを刻んでいける。


躊躇などいらない。
ただただ、
僕の毎日を描いていこう。

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