2011-10-25 Tue
うまく伝えられないけれど、
それでもどうしても伝えたい想いがあるから、言葉がメロディーになった。
それが、歌だ。

・・と、自分もそう、歌を唄ってきた。

ふっと、
昨日のリハーサルで発せられた言葉に、
それを強く感じた。

生きている上で、
生きる路を歩んでいる上で、
想いが溢れ、
その想いをどうしても伝えたくて・・歌が生まれる。
だから、
歌は、
その人の生き様、生きていく上での歩み、そのものなのだと思う。



その生き様を音楽として奏でる時、
伝えたい想いをどう音楽として表現できるかが、
本当に大切なことなんだろうと思う。

譜面だけでは、歌は語れない。
音像だけでも、歌は語れない。

そこに、
歌にこめられた想いを汲んだ魂がなければ、
その歌を伝えたことにはならない。

帰路、
そして、
朝、
それを考えていた。


今日もリハーサルです。
| 12:37 | CATEGORIES:星降るテーゼ |
2011-10-23 Sun
社会の仕組みとか、社会の中での仕事に対する取り組みとか、
なんか、そーいうことに対する考え方や行動において、
自分的には、「ありえねーだろ」みたいなことが様々な場面で多々あるのに、
それはそれで何の問題もない感じで進んでいく。

なんもしねーでデカイ顔してる奴とか~、
なんもしねーで金だけ持ってく奴とか~、
なんもしねーでレッテル振りかざして意気揚々と好き勝手やってる奴とか〜、
それでいいのかね、この社会の中では・・
それが正しいことなのかね、この社会の中では・・
それが答えなのかね、この社会の中では・・

ここまでくると怒りを通りこして、笑っちゃう感じで(笑)、
逆に、
「オレが思ってるやり方が間違いなんか?オレの考え方が根本的に違うのか?」
なんて、首かしげつつ、
どっかの星に間違って不時着したみたいな・・銀河鉄道の鉄郎みたいな気分になったりして・・

なんてこと、そんなこんなを話しながら、
今日はスタジオ作業をしていました。
そんなクソったれた話ししてた時間、まぁ、今日は自分自身で許すわ。

結局は、オレはオレで、正しいと思うことをやっていく。


さてさて、
スタジオから帰ってきて、
今日はお料理(笑)。
明日は、染谷俊の年間誌『群青』企画での、「一日店長」っていうものをやるんだよん!
・・で、店長ということで、
そりゃー料理も仕込むだろー!!っつーことで、
わやわややってたら、この時間!

楽しみ楽しみ〜。・・ですが、

そろそろー眠らないとぉおおおおおお!

また明日(^ ^)/


| 03:21 | CATEGORIES:星降るテーゼ |
2010-01-14 Thu
日々が過ぎていくのが本当に速いわ。
先週ニューアルバムの最終作業が終了して、できた!と思って喜んでたら、
一昨日からはTOPにて特設サイトもオープン!
それに際して、明日からはその場所からの特別WEBラジオも始まる。
あっという間に1月も半分経っちゃった。
時は矢のごとく。

先週末には名古屋にいた。
清木場俊介ライブツアー、2010年幕開け。
今週頭の横浜ライブの清木場誕生日ライブにまたがっての連日連夜のライブ。
最高の唄い屋と、そこに集まる最高の"仲間たち"との夜に、
ステージにて音楽を奏でることができるこの経験と奇跡と出逢いに、
本当に心から感謝を思う連夜だった。
清木場俊介が故郷を背に旅立ち、歌う道を選び、計り知れないたくさんの思いや
たくさんの出来事を経て歩んできたこの10年。
それについて語り、それについての思いを胸に秘め、
未来に向いて凛とステージに立つ背中を見て、
そして、彼自身の強い言葉を聞いて、
なんだか、自分自身の人生についても考えさせられた日々だった。
キラキラと輝く華やかな宴の中で、胸の中に広がる深い決意のようなものをとてつもなく感じる、
数日間のステージの日々だった。
「ここまでの航海、これからの航海」
ふと浮かぶは、そんな一行。


今週は新たなミーティングも始まった。
レコーディングやライブやツアーの中で、なかなかスタッフ一同とともに
顔を突き合わせ話しをすることができなかった何ヶ月。
セクションごとに話していたものを、ひとつにまとめるようなミーティング。
それよりも何よりも、僕が伝えたかったり、確認したかったものは、
じつのところ、
"心構え"
のようなものだったのかもしれないと、その日を終えて、思った。
ふらついてんな。ごまかすな。コソコソすんな。
まっすぐ生きろ。
信念を欺くな。
そんな思いで、ビールを飲んだ。

次の日は・・・っていうか、昨日か、
・・は、雪降る街に取材と撮影に行ってきた。
『群青』という、自身が創る雑誌のエレメンツ。
マイナス6度の極寒の中での撮影。



ふっ、ふっ、ふっ・・
意味もない笑いも出る程の寒さ。
耳も、指先も、脳みそもちぎれましたがな。
でも、すごく、楽しかったな〜。


そして、今日。
ひさびさのディビッド先生との再会。
&、掃除。
&、整理整頓。
&、諸々の準備。

空が、本当に奇麗で。
空低くに流れるように浮かぶ、
「いつか、あんな絵が描けたらいいな」と小学生の頃に思っていた、
まさに、そんな青い空を彩る白い雲に出逢えて、すごく気分が良かった。
部屋の空気も入れ替えたし、
鞄の中身も一新したし、
忙しかったけれど、

今日一日があって良かった。

明日は飛行機に乗って飛んできます。

そうだよな、
ふと思うけれど、
飛行機に乗ってる・・あの時、
僕は、今日見たあの奇麗な雲の中を飛んでるんだよな。



そんなことを思うと、
なんか、メルヘン。
おれって、最高の冒険野郎だなぁ・・
なんてことを思ったりする。

ほいじゃーまたー。

| 23:20 | CATEGORIES:星降るテーゼ |
2009-07-06 Mon
ある朝目覚めると、TVの画面が騒いでいた。
「台風上陸しました!充分な警戒を持って○×・・!!」
子供ながらに、「やべーことになるんだなぁ」と、
寝ぼけ眼で母親が焼いてくれた食パンをかじりながらTVを観ていた。
「風がすげーって言ってるけど、木とかも倒しちゃったりするのかなぁ」と、
自分が通う小学校の門の前の立っているポプラの木々を浮べてたりしてた。
自分の家から小学校までの距離、公園をまたいで、徒歩約10分。
外に出たら、台風の影響か、すさまじい雨と風。まさに嵐。
10分もいかない合間に、傘は仏教界の象形物のアイドルグループ
"雷神"&"風神"の髪の毛のように逆立しまくる始末。
「なんかオレ、神々と戦ってるぞ」とやけに高揚しながら、
なんとかかんとか小学校まで辿り着くと、
10歳ほどの僕の脳ミソの中のイメージのミゾに浮かんだ映像のまんま、
大きなポプラの木がガードレールに向かって、「やられました!」って
感じで倒れてた。
その風景が衝撃的で、恐怖というか、逆に畏怖を越えた尊敬の念まで
持っちゃったりなんかして、「台風ってすげーんだ」と風船のごとく
パンパンに膨らんだあの気持ちを今も覚えている。

あれから何年すか・・何十年ですか・・。
ある日突然の「僕ら、ずっと火星から地球人のこと見てましたから」と
のたまう宇宙人の降臨のように、ふと、あの日の風景が脳裏に降りて来た今、
僕は、誤解を恐れず言えば、
あの時の、台風の真ん中にいた、暴風雨を起こした・・
いや、暴風雨という名の"反乱と希望に満ちた無知の餓鬼"のように、
この夏暴れたいのだということを、確信した。
くんだらねー告知とか、くんだらねーアジテーションとか、
くんだらねーデコレーションとかを繰り返すアーティストとか言ってる人々を横目に、
あの日ポプラを有無も言わさず鮮やかになぎ倒し去っていったアイツに、
憧れる今日の自分がいる。

はりけーん!

いつか憧れた、
マントをなびかせ街を駆け回る中原中也の姿のように、
今日はステージで舞いたいな。

眠れない僕は、
眠らない情熱を抱えて、
今日もひとり、真夜中の片隅で、企みだけを繰り返す。


| 03:24 | CATEGORIES:星降るテーゼ |
2009-06-25 Thu
ある都会の近郊に住む女の子とそのおばあちゃんの物語。
女の子とマジ仲の良かったおばあちゃんが、ある日突然天国へ。
その日から、女の子は、ノートの片隅、家の片隅、街の片隅、
駅の観覧所、公園のベンチ、噴水広場の会話、お花屋さんの敷地、
あらゆるところで、おばあちゃんが残してくれたたくさんの色んな
メッセージを見つける。
そこには、この世界へのあたたかな思いや、女の子への愛があり・・
・・というような夢を朝方まで見ていた。
「ええ話やなぁ」と自己妄想に溢れるまぶたの中で夢を見ていた。
「これは映画にするべきだ・・」と寝返りをうちながら夢を見ていた。
でも今は覚えていない。
まだ暗いうちに窓を叩く雨音で目が覚めた。

携帯で時間をチェックすると、画面下に「今日も梅雨空が続きます〜」と
ニュース速報スクロールが出ていた。
今日は、午前中、外での撮影があったので、やや残念がるものの、
画面には続いて、
「今日の魚座は、創作意欲が優れる一日で〜・・」
みたいな星座速報スクロールが出てきて、一気に気分も変わる。
俺ってイージーだな・・と思いながらも、
気持ちはアップ。
結局は、雨がただただ大降りに向かい、今日の撮影は中止。
その後のスケジュールだった、
正午からのライブハウスの下見から始まった今日。

チームsomeyaスタッフ一同がひさびさ顔をつき合わせての下見&ミーティング。
貴重な時間だったんですが、
わかんないけど、なんか、伝えたいことがうまく言葉にならなかった。
人とあんまり話してなかったからか、
共有する空気を共感できてなかったからか、
わかんないけど・・
とにかく、そんな感じでした。
ライブハウスを下見させてもらい、イメージはすごく溢れた。
けれど、もう少し自分の中で、そのイメージを絵にして伝達するまでには
時間が必要でした。
少しずつあがっていく小雨の中、移動の車の中でその雨の姿を眺めつつ、
中途半端な小雨と同じような気持ち抱えつつ、
伝えたい言葉を探した時間。

スタッフ一同のファミリーレストランでのミーティング後、
バンドとのリハーサルのためにスタジオへ。
エレベーターのない4Fへの荷物運び。
「ライブのための筋トレだな〜」とか思いつつ、セッティングも楽しかった。
そしてついに、リハーサル開始。
あさってのライブツアー皮切り千葉ライブを控えつつ、
メンバーに「ギリギリっす!」とか言いながら、
メンバーに「楽しー!」と叫びつつ、
その両方ともが自分の中では真実で・・
同じように、
目標のアンサンブルに向かいつつも、
自分で自分が大切に思うところと、
メンバーがメンバーで大切に思うところとの対立なんかもありつつ、
「ちがうんだけどな・・」と一人ゴチながら、
「なるほど!」と覚醒したりやられた感に白旗あげたりもあり・・
ただただとにかく、
今日もまたリハーサルの場で、染谷俊と心中してくれたメンバーに
ありがとうです。
燃えたな・・
チ○○の裏っかわまで濡れたパンツと、ひきつった左足のふくらはぎと、
右側の腰の痛みが、どんな言葉や批評よりも、真実を語ってる。
やったのだ、ぼくらは!

さてさて、今日はこれで終わりか!と思いきや、
リハ後、場所を移しての、webミーティングがあった。
街へ!


汗かいたからな〜、早くビール飲みてーなー・・と思いつつ、
ミーティングが熱く熱く2時間ほど続く。
もういいだろぉ〜!と生ビールに手が伸びる自分の横で、
目を赤くさせて熱く語るスタッフを差し置いて、
なかなかビールなんぞ飲めなかったな。
誰がなんといおうぞ、この場にいるスタッフ&時系列でバコバコ電話してきて
くれて打ち合わせにパンチ入れてくれるスタッフは最高だ!!!
・・と思う時間でした。
(自分的にも言いたいことは死ぬほど言いましたが!)

そして、今日も終わりが近づいてます。


今日という日に名前をつけるとしたらなんだろう・・

思えば、今日もただただ必死だった。
移動移動で本を呼んだ時も、
なんだか気づけば、気になる言葉に赤線を引いていた自分がいる。
自分は、今、何を欲しているのかな・・
まだまだ確信はないっす。
けど、んなこと言いながら、
実は、確信もあったりして。

まぁまぁ、
こうして夜中に言葉を綴ったりしてる、
この時点での答えが、
本当の答えだったりして・・と思うのです。

明日も超っ早かい〜
寝よ。

今日も、
ありがとうございました。


| 02:00 | CATEGORIES:星降るテーゼ |
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