大宮ソニックシティーホール。
清木場俊介氏のピアノサポートとしてのステージがあった一日でした。
がむしゃらな一日だったように思います。

ステージから見る大宮ソニックシティーホールの清木場俊介ライブの風景は、
本当に本当に美しかったです。
突き上げられるこぶしは、決して形だけなんかのものじゃなく、
確かに感情から突き上げられる命あるこぶしの姿で・・・
そこは、ホールっていうか、
大きな大きな、"そこにマジで生きている奴ら"が集まる、
でっかいライブハウスのように、僕は思えました。
すごかった・・・

終演後には、楽屋へ続くフロアーに横たわる、
全てを出しきり歌いきった清木場俊介の姿ありました。
息さえ絶え絶えで床に這いつくばるその姿を見て、
何回も拍手を送らずにはいられなかった自分がいました。
そして、
その姿を見て、思う事がたくさんあった自分です。

　　　　　　　　　　　　　　　　☆

帰路、
今日は、電車で来てたので、
駅で缶チューハイを買って、電車に揺られながら、
いろんなことを考えながら帰りました。
電車の中にはたくさんの人たちがいました。
大きな旅行鞄を股に、眠っている女の人。
携帯電話と睨めっこしている少女。
つり革にぶらさがりながら、あーだのこーだの語る青年たち。
今にも吐きそうで、椅子から落ちて、お尻をつけて座るスーツ姿の男の人。
「みんな、一生懸命に生きてんだな」と、
目の前の風景を見ながら、そう、思いました。
そして、
「一生懸命に生きること」と、
「マジ、一生懸命に生きること」を照らし合わせながら、
またまた、いろんなことを考えて、電車に揺られてました。

ふと、今日のステージの、『人間じゃろうが』を歌う、
清木場俊介の姿が浮かびました。
モニターを抱きかかえるように這いつくばって、
真っ赤な顔で歌っていたあの横顔が鮮明に浮かんできて、
胸が熱くなりました。

☆

チャカチャカと音を立てる鞄についたチェーンの音を聞きながら、
水銀灯に照らされて伸びる自分の影と、足下のブーツを見つめながら、
歩いた家までの道のり。
空には、オリオン座が、ばりっと出てました。
冷たい北風に頭を突き刺されつつ、思いました。

・・また今日から始められる・・・


「マジ、一生懸命に生きること」

「また今日から始められる」

明日は、そこから、また、始めていきたいと思う。


大切な大切な今日でした。
2008年11月30日。

ひさびさの休みだったので、
浜松から東京へ・・
高速を使わず、下道で、風景を楽しみながら帰って来た。

ひつまぶしも食べたよん！超すげーもんだわ！



このお店、実は、東京で知人を通じて知っていたお店。
こうして、リアルに触れることで、
また、愛情に近いもの感じる・・そんな瞬間。

そして、また、走っては立ち止まり、立ち止まっては疼く思いを胸に書き留め・・

いつもはただ通り過ぎてしまう、その風景。
例えば、鉄橋を降り、土手へ・・・


いつもは、その場所にいるのにその場所のことも考えず通り過ぎる、その時間。



いちいち、途中下車して、
僕は、その地、その時間に、僕を刻み付け、
僕の目の、その地、その時間を刻み付けた。

せせらぎの音。




街の歌。

静かなる問いかけ。



時には、人がそこに生きてることを感じ・・

「いいなぁ〜こういうの」と、改めて思うこともしばしば・・



海辺にて、海の幸をいただき、



時間も忘れて空を見上げ、



日常に転がる、つまらないことなどなど・・
敢えて言わせてもらえば、
そんなつまらないことに翻弄された全てのことや自分や人間たちが、
僕には通り過ぎた向こう岸のことのように思える日暮れを感じた今日。

簡単なことだな。
大切なことを、大切にして生きていけばいい。
そのためにだけ、
命をかけて。

未来行きのタイムマシンに乗ってるかのような・・
時が経つのが早い！と感じる自分。
この週末の土曜日には、
第2弾の、"フォルテで行こう！"のライブ！！at 東京ですよ。
そして、次の日の日曜日も待ちに待ったFCイベント！
いやいやいやいや、
早い！！

さてさて、
今日も今日とて、またまたあっという間の一日でした。
そういえば、
夢に、米倉さん（女優さん）が出てきた！（自分の夢には初登場！）
とても奇麗でした！
以前、広末さんも夢に出てきて、
そのシチュエーション・・
（もともと僕と広末さんが恋人同志で、僕が遠くの街に行くためにホームでお別れする・・）
というセンチメンタリズムに誘われて、夢から冷めた後においても広末さんに恋をした・・
という経験を持つ自分ですが、
今回の米倉さんの場合、
夢の中の物語においての導入部分においてはとてもロマンチックで、
ピュアイズムある恋の始まりの予感がありつつも、大人ならではの恋の始まりもあるような
物語の進行で、トキメキトキメキ！ってな感じで物語進行〜and〜展開だったのですが、
その後、
無意識に僕の脳内で繰り広げられる夢物語は、
日本中の僧侶たちを巻き込んでのミステリー・・かつ、
オカルト的な要素を持つ夢の内容に発展してしまい、
目覚めた時には、導入部分の、
米倉さんとの恋の始まりの一幕は忘れてしまうような事態に陥ってしまい、
まことに残念な・・・・そんな感じでした。

まぁまぁまぁ・・話は脱線しましたが・・

今日も今日とて、
なんだかんだ・・っつーかピアノと向き合い、この時間っす。

明日も超朝っぱらからスタジオっす・・が、
星降るように脳裏に浮かんだ土曜日のライブに向けて、
明日は、そこに突っ走るぜ！！
と、燃えつつ、眠りにつくのでした。

元気な顔で逢えたら嬉しい。
きみが元気な顔を見せてくれたなら、
気づかないうちに、ぼくもきっと元気な顔になってるだろう。
・・なんて想いが溢れる、我が儘で独りよがりの帰り道。

今夜の月は半月。
・・っていっても、横向きな、花王のマークみたいな月ではなく、
夜空の中央の下、
今にも落っこちてきそうに月の半分がぶらさがってるような、
半月。
線香花火の、「もうすぐ最期だよ・・」の時のような半月。
心なしかその光も、消えそうで、でも消えない、
淡く淡く、奥深くにまだ炎が灯る、あやうい美しさ。

今日も朝の10時から夜の10時までのスタジオ。
あっと言う間。
無我夢中。
そんな毎日。
PCを開く時間もなく、
ベッドに倒れ込んで目を閉じても睡魔の境目で今やってる作業が浮かんでは消える日々。
大切な仲間がやってるwebラジオ番組の告知メールにも気づかない日々。
こういう感じで生きてる自分に対して、
「だいじょうぶか」と自分がいる場所を訊ねながら、
今はただがんばるしかないのだ・・と、
そうひたすらやるべきことに取り組む毎日。

今朝も早よから電車に乗り込み、
手すりにつかまりウトウトしながら、
その通勤ラッシュの状況に溶け込むたくさん人たちの逞しさと強さに
ただひたすら、目を奪われる。
僕の心のカップに入っているヒビはまだまだ脆く、
すぐに内側から水が染み出て、今心にある以上の、未来の夢さえ濡らす。

気づけば朝っぱら9時過ぎのスタジオ近くのマクドナルドの窓際、
椅子に腰掛けながらコーヒーをすする。
「とにかく、今は自分が自分をがんばるしかない。誰も助けてはくれない。」
・・・なんてことを思いながらの始まりだったけれど、
気づけば、ふらっとスタジオにやってきてくれたワタルが色々と助けてくれた。
本当にありがたかった。
細々としたオファーに応えて、スタッフのタケもいろいろと助けてくれた。
「腹ぺこだぁ〜」と、7月のレコーディングの頃から行ってなかった中華屋さんに
久しぶりに一時間ばかしラーメンを食べに入った。
片言の日本語しか話せなくて会話もままならないけれど、
気持ちと気持ちで繋がり合う、いつもの、久しぶりに会う店員さんから、
「あなたさん、ヤセタヨ〜」とゼスチャー付きで言われた。
そーか、痩せたか〜・・・と、改めて思った。
「食べないとですよね〜」と独り言のように呟き、笑った。
なんでかわからないけれど、
最近TVで観た、
小学生から「毎日毎日の泳ぎは辛くないですか？」の問いに応えた、
北島選手の言葉がよぎった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆

最近よく聴いてる歌のせいだろうか。
醜かろうが無様だろうか、唾液まじりのほとばしる叫びの美しさに憧憬を持つ。
「この先どんなことがあろうとも、正直な場所で、自分は自分で在りたい。」
あたりまえだけれど、そこにいるためには、骨を切ることもあるだろう。
・・けれど、
やっぱり、それが大事。

こぼれ落ちそうな半月にそう応えた、
今日の僕で良かった。

暑かったり、なんか追われてたり、
つい、心こめることもなく適当に目の前のことをさばいたり、
深くを考えもせず流れ作業のように事を終えたり、
どこかで面倒くさがって動いていたり・・

ふと、思いますわ。

そんなんじゃ、逆に、もったいねぇー、自分のこの今という時間。

で、
朝っぱらから、web辞書で調べたのでした。

『丁寧』
・細かいところまで気を配ること。
・注意深く入念にすること。

本棚に眠っていた辞書の中には、こう書いてありました。

『丁寧』
・大切にあつかうこと。
・礼儀に厚いこと。


大切にあつかいたいです、
この、自分の、"今"という一回しか訪れることのない時間を。
やるべきことを。
紡ごうとしていることを。
がんばろうとしていることを。
そこに向き合うことを。
一瞬一瞬の、すべてにおいての出会いを。


はい、
そんなこんなで、
もう一度気を引き締めて、
こんな暑い日々が続きますが、
丁寧に生きていきたいと思います。

小さいことかもしれないけれど、
その小さいことが集まって、積み重なって、大きな形づけと成っていく。
良い事においても、悪しき事においても。

ひとつひとつ丁寧に、大切に。
仕事も遊びも勉強も〜♪