2019-11-15 Fri


可哀想に。
クローゼットの奥に閉まってあったバッグの中に、
ずいぶん前に買ったiPadが眠っているのを見つけた。
力があるのに、やれることがまだまだあるのに、
そんなところにほっぽっておかれてたんだな。
本当、可哀想だったね。
ごめんな・・めっちゃ、オレ最低・・
と、何年ぶりかにそいつを充電して、IDやらを書き換えて、
セットアップした。
これからは、おまえを大事にしよー。
もっと、おまえとやれること、やってこう。
そう思って、電気屋さんに行って、
そのiPadをBluetoothで繋げられるワイヤレスキーボードを買った。
これからは、
ファミレスや、電車の中や、サービスエリア、いっぱいの場所で、
キーボードでたくさん言葉を書いて、iPadに飛ばして、
たくさんの言葉を残していこう。


電気屋さんの帰りに100円ショップに寄って、
来年のカレンダーを4冊ほど買った。
ノートぐらいの大きさのやつで、1ヶ月ごとにわかれてるページ。
そのページの中は、1日1日、5項目ぐらい、
その日の予定が書けるようになっている。
もうすぐ、来年のツアースケジュールのためのスタッフミーティングがあるから、
このカレンダーをフムフムと眺めながら、オレとスタッフでそれぞれ、
ツアー希望日程、ツアー希望場所を書きこんでいこうと思う。
それを照らし合わせながら、調整をして、
最終的に、決定したことを書き込んでいこう。
・・だから、
最初のミーティング用(オレとスタッフ、それぞれ一冊)、
最終的な決定用(オレとスタッフ、それぞれ一冊)、
4冊。なのだ。

スーパーにも寄った。
スーパーのお惣菜コーナーにあったミニカツ丼弁当があまりに美味しそうで、
買っちゃった。
それを持って、公園に行って、ベンチに座って食べた。
公園には、子供たちと、そのお母さんたちがいっぱい。
怪しまれないように、
買ってきたワイヤレスキーボードの説明書を大きく広げ読みながら、
お弁当を食べた。
「私は怪しいものではありません。今買ってきたお弁当を食べながら、
今買ってきたキーボード接続の勉強をしているんです」・・そんなふうに。
この季節に、裸足につっかけサンダルじゃ、変なやつと思われてもしゃーないけど。
なにはともあれ、
陽だまりの下でのお弁当は、とってもとっても美味しかったのです。


そういえば、
昨日は、天皇の皇位継承に際しての行事、”大嘗祭”があった。
TVからは、
神様に捧げる”御饌”(みけ)という言葉が聞こえてきたり、
「なんだか懐かしいなぁ」と、
染谷俊の歴男イベントで行った伊勢神宮の時のことなどを思い出したりした。
正殿前の階段の下に、神様に供える御饌をお供えする場所があって、
「なんだろ、これ」なんて立ち止まって、勉強したりしたっけなぁ・・・なんて。


TVの中の評論家やコメンテーターの人たちの、
大嘗祭についてのコメントや感想もまちまちで、
中には、
「こういう宗教的なことに、大きなお金を使うのはどんなもんか」なんて意見もあったり。
自分も、なるほどなぁ・・なんて聞いていたけど、
“宗教的”と簡単に位置付けられるもんでもないよなぁ・・と思った。


飛鳥時代の、天武天皇(てんむてんのう)の頃から始まったと伝わる、大嘗祭。

もともとは、国の五穀豊穣・・のために、
天皇自らが、祈りや、御饌を捧げて、
神様(日本の皇室の祖とされる神様・・太陽の神様・・
天照大神/アマテラスオオカミ・・さんね!)に
心からのお願いをした儀式だったんじゃねーかなぁ・・・と、
自分は思っている。

まだまだ、今みたいに文明文化も発展してない頃、
自然界ってのは、きっと、すごい脅威的な存在でもあって、
大雨も降らされりゃ、飢饉なんかにもあったり・・
そんな中、国中の人々が食べたり、暮らしていくためには、
「神様、お願いします。
どうか、民が、末長く、命落とさず、平和に、貧しくなく暮らせますように。」
と、天に向かって、地から、
その時々の天皇が代表として、祈る祭が始まったんじゃないかな・・と、
自分は思っている。

まぁ、諸説あって、
「天皇の権威を民衆に示すための、はじまり」だったかもしれないけれど、
わりと切実に、五穀豊穣を祈ってたのは、間違いないんじゃないかなぁ・・と、
自分は思っている。


天皇が、祈りを捧げる神さま・・天照大神/アマテラスオオカミ・・さんの手には、
よく、左手にお米、右手に稲穂が書かれていたり、記されていたりする。
自然界の中で人々が暮らし生きていくにあたって、
それら食べ物が、自然からいただける恵みが、どれほどあたたかく、
ありがたいものだったか、
それは、安易に想像できたりする。
だからこそ、
その恵みのほどこしに、感謝と敬意と願いを持って、
天皇たちは、神様とされる天照大神/アマテラスオオカミに祈ってきたんだ・・きっと。
「どうか、よろしくお願いします」・・と。


ほーーー、難しい文章になってきましたが(笑)、

その”大嘗祭”が正式に始まったとされる頃から、
今はもう、約1200年?1300年?ぐらいよ。
でも、いまだに、
人は、民は、自然の脅威に平伏したり、やられちゃったりする。
たくさんの努力や愛を注いでで築き上げたものたち・・町や家や家族や営みを、
滅ぼされたりもする。
洪水や、氾濫や、地震・・数々の天災たちに、圧倒的に、
あっと言う間に、粉々にされちゃうんだよ、な。

だからこそ、
今も、もう”祈祷的”なことにそぐわないかもしれないこの現代社会においても、
天皇は、民の平和を祈らざるを得ないんじゃないかな・・
それは、とても、大事な儀式、
脈々と続いてきた、祭り事なんじゃないかな、
・・と、

長々となりましたが、
自分は、思ったのです。

その価値とやらは、
たぶん計り知れないほど、
”この日本の人々の幸せを願う” 尊いものなんじゃないかな、と、
自分は、思ったのです。


まぁ、たくさんの人々がいて、
いろんな思考、考え方があると思うけど、

日本っていう国の中で、昔から在った、この”大嘗祭”ってものを、
もう一度、いろいろ、考えてみたいなぁ・・なんて、
昨日の夕暮れは思ったのでした。


・・てな感じで、一夜明け、
今朝は、言葉を綴ったり、
またまた、自分が育てるべき実りのために、せかせかと動いてます。

片づけの時に、昔作った、CD-Rを見つけた。
『僕らの革命旅行』っていう、ファンクラブ旅行イベントの時、
集まってくれたみんなと歌って、それをその場で録音した冬の歌。
なんだか、感動してしまったよ。
もう一度歌えるように、何度も聴いている。
そして、
次の旅行イベントの時には、こういうことをもう一度やってみたいと思う。
なんか、ワクワクしてきている。


「ピンポーン」
はい、今、宅急便、Tシャツが届いた!
明日からのメモリアルなやつだ!
今回は、自分でイラストを書いて、それをもとに作ってみた!


あらためて、明日、湘南から『歌えば尊し』ライブが、始まるねーー。
あたたかに、心響き合えればいいなぁ。




| 11:07 | CATEGORIES:学ぶべきもの |
2019-11-12 Tue

片づけ。片づけ。
朝から晩まで片づけの一日。

新しくなることもいっぱい。
季節も本格的に冬に変わるでしょう。
だから、衣服の整理も。

そして、もうすぐ、HPリニューアル。
エンジニアの方々と連絡を取り合いつつ、ブログ更新のテストなど。

たまったメモや、曲作りの破片などの引き出しの整理も。
捨てるものは捨てて、保管するものはして。
そんな流れで、今年一年やってきたイベントで作成したものたちも、
整理、保管。

ツアーが続いてたからさ、
一週間、こうして、ゆっくりと整理整頓できる週がなかったので、
今週は、ひとつ心機一転な整理整頓のチャンスよ。

片づけをしながら、
その時間を使ってパソコンのバージョンアップのためのインストールをしたり、
写真ファイルのダウンロードをしたりもした。

そんなこんな、今日はずいぶんとがんばりました。
引き出し。クローゼット。本棚。CD棚。収納の諸々の整理。
明日、もう少しがんばって、しっかりと次に向かって整えて終わらせよう。


21時までやりきって、コンビニで書類のコピーを取りに行くついでに、
ふらっと焼きそばと餃子を食べに中華屋さんに行ってきた。
美味しかったぁ。

美味しかったけど、なんだか、あらあら・・苛々とした気持ちにもなった。
お店の片隅で、たぶん、サラリーマンの上司と部下の二人連れの方々が、
何やら、大声であーだこーだとやりあっていた。
いや、やりあうと言うよりは、延々と上司からのお説教。
お酒飲んでたんだろーなぁ、
ずっと、同じお説教のループ。
大変だなぁ・・なんてことを思いながら、
たくさんの人たちがいるお店の中で、大声でお説教しなくてもいいのになぁ・・
なんてことも思った。

大人も、子供も、
みんなの前で叱られたりするの、
ほんとは、いやなんじゃないかな・・と思う。
なんか、恥ずかしいじゃん。
お説教の仕方・・、例えばそれが、「その人を思っての助言」だとしたら、
その仕方も考えたほうがいいんじゃないかなぁ・・なんてことを、
思った。
一対一で、誠意を持って向かい合って、
静かに、けど、熱く、
血が通う感じでさ、
したほうがいい・・と、オレは思った。
まぁ、会社勤めをしたことがない自分が言うのは、
もしかしたら、見当違いなのかもしれないけれど。

「おまえは、場をわかってないんだよ。空気読めてないんだよ」
なんて、その上司の方が部下の方に大声で話してたけど、

「おめぇがな」

と、思いながら、焼きそばを食べた。
お店にいる人たち、一日がんばって、
美味しく、あったかく、夜ゴハン、食べたかっただろうに、ね。


さてさて、帰ってきて、
また、あーだのこーだのやってたら、
こんな時間やっさーー。

明日も、がんばってみよう。

そこに、愛は、あるか?


ですよ、ね。


| 23:32 | CATEGORIES:学ぶべきもの |
2012-07-27 Fri
なでしこの試合を観に行ったのは、10年ほど昔のこと。
彼女たちが「なでしこ」とチラホラと言われ始めた頃。
その頃は、男子サッカー日本代表の試合を観に行ったり、
Jを観に行ったり、よくサッカーの試合を観に行ってた。
そんな中での、サッカー日本女子代表の試合。
国立競技場。
グランドにつっぷしたり、ぶっ倒れて転げ回ったり、
それでも必死に立ち上がってボールを追いかける、
泥臭く、ひたむきな、そんな姿に、とんでもなく感動したのを覚えている。
「そこまでして、彼女たちは、何を、追いかけているんだろうか」
試合中に、何度もそんな想いが過ったっけ。
ふっと脳裏に浮かんだのは、
「夢」という大きな、風になびくフラッグ。
彼女たちは、空の向こうになびく、そのフラッグを追いかけて、
こんなにも必死で、まっすぐで、懸命なのかもしれない・・と、
その時は思った。


昨夜は、なでしこニュースを観て、
その後、五輪サッカー男子の試合を観た。
勝ちました〜。
けど、勝っても、ただただその喜びに身を浸すことなどできず、
ストライカーの意味合いや、決定的なチャンスを何度もふかしたことなどなど、
やいのやいのと言われたり、自らでそのプレッシャーを背負ったり・・と、
本当にアスリートたちは大変だよな・・としみじみ思った。

そこから、
なでしこのドキュメント番組を観て、
人には見えない場所での彼女たちの苦悩や努力や、
自らに課せられた責任と、決して自分の可能性をあきらめない姿に、
涙が出た。
ほんと、鮫島の真剣な顔には、何度もやられてしまった。

時計の針は午前2時。
なんだか心が燃えて、
そこから、今度は、卓球女子日本代表のドキュメントを観た。
ここからは、完全に号泣でした。
福原愛ちゃんの、まっすぐな言葉と努力に、自分を省みた。
彼女と肩を並べ、そこで必死に上を目指す石川佳純もハンパない。
その何かを追いかけるような眼差しに釘付けになった。
すげぇ。
ホント、みんな、すげぇ。
努力とか、ひたむきとかいうことについて、
なんか、すごく考えさせられた夜だった。
言葉や教えなんかよりも、
「その人の生きる姿」に心が揺り動かされて、
なんだか、
「自分だって」とか、「自分ももっと」とか、
そんな気持ちになることがたくさん。
本当の意味で、「生きる」とは、深いです。


さて、
今日は明日のリハーサルに向けての準備オンリーでした。
この夏は、名古屋ライブ、大阪ライブ、東京でのライブ、
それぞれ、全て違った編成でのライブが待っている。
それらに向けて並行してリハーサルをしてる日々。
明日は、この週末の日曜日にある、新宿MARBLEでの2マンライブのための、
バンドリハーサル。
たぎる想いを、まっすぐに唄えたらいい。

昼はクーラーは切って、お茶漬けを食べました。
どっ!どっ!・・と音をたてて心臓がばくって、
汗が噴き出してくるような感じ。
日が暮れて、走りにでた。
昨日も今日も、7㎞越え頃でばてた。
冬から春にかけての頃は、そのぐらいからカラダがあったまって、
「いくぜ、いくぜ」となってたけれど、
さすがに、息をしているだけで温風を吸ってるような今の季節、
噴き出す汗の中で息も切れていく。
よわっちーな。

輝いている奴らに、負けらんねー。


| 22:38 | CATEGORIES:学ぶべきもの |
2012-05-07 Mon

人が集まり、想いが集まり、
今日1日しかない、今日という名の出来事がその場所で生まれる。
そして、そこには、思いの灯火のような、
あたたかな炎が確かに揺れている。

ゴールデンウィーク後半戦は、横浜ベルズでのライブと、
大宮ハーツでのライブがあった。
たくさんの人達と過ごした日々。
たくさんの出逢い。
ともに、
2012年のゴールデンウィークを心にしっかりと刻んだ。

ライブ明けの休日には、久しぶりに黒田倫弘くんのライブを観に行った。
変わらない格好良さがあった。
思うところがたくさんあった。
チャッピーやバビちゃん、久々に会う仲間たちもいた。
一つのことをやり続ける素晴らしさ、大切さ、
そういうことをじんじんと感じた夜だった。

昨日は、夕方に昼寝をしようと横になったら、
目が覚めたのはもう日が変わる時間だった。
たくさんの夢を見た。
省みるような夢ばかりだった。

今朝は、早くに目が覚めて、体幹についての本を読んでいた。
テレビでは、YUKIちゃんがドームで歌ってた。
相変わらず、かっちょ可愛いね。
さて、
これからトレーニングちゃんです。
そして、
レコーディング。


そういえば、朝、さわさわっと読んでいた雑誌の中に、
永作博美さんのインタビューが載っていた。

・・多忙の日々の中では、思うような時間割が作れない。
だから、そのときやるべきことをしっかりやるという、
シンプルなルールで生きている。
まわりに左右されないために、
ぶれない自分の芯を作っておく。・・・・

そんなような言葉たちだった。
頷きながら、読んでいたのだった。



| 10:39 | CATEGORIES:学ぶべきもの |
2011-10-18 Tue
夜更かしをしたけど、目覚めはばっちり。
普段ずいぶんとお酒を飲むもんで、何日かお酒をのまないだけで、
びっくりするほどの体調右上がり(笑)。
早起きしたもんで、お風呂をためて一時間半ぐらい入りましたー。
すっきりで、スタジオ行ってきます。

お風呂に浸かりながら、今作ってる曲の詩のことや、これからのことや、
自分の日々の歩みについてボンヤリと考えたりする。
ツアー中に清木場俊介さんが借してくれた本の中に、
最澄の言葉で、
「一隅を照らす これ国宝なり」という言葉が綴ってあった。
バスタブの中、おでこから滴り落ちる汗にまみれて、
その言葉についてじっくりと考えてしまった。

「まずは自分自身を磨き、その光で周囲をも照らす」
深い言葉だ。
何かを照らすためには、まずは、自分を磨き、自らが輝くこと・・・。
何かを変えるためには、まずは自分が変わらなければいけない・・とも受け止められる。
誰かに何かを与えられるような人になるには、
日々自らを磨き、精進していかなければならない・・とも受け止められる。

まずは、
己を見つめて、己を磨くこと・・・だな。
雑踏にまぎれそうな大切な場所の一隅を照らすような、人となるために。

そんなこんなの、ゆったりとした自問自答の朝。


今朝は、海苔のせ五穀米ゴハンとお味噌汁。
美味しかったぁ。
お忙しー一日ですから〜がんばりませう。
| 11:07 | CATEGORIES:学ぶべきもの |
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