TFOSモバイルの、今月のダウンロード写真・・好き。
突き上げられて激しくぶれてる客席の拳、最高。



今日もまたひたすらピアノ練習だに。
来週、ピアノレコーディングがあるもので・・。
弦も一緒だったりして、そちらの楽譜書きもやってるよん。
スキル練習も大事だけど、何より、
その旋律にこめられた作曲者の胸の内の喜怒哀楽を水をすくい取るようにして
指先にこめられたらいい。


PCのデスクトップ整理もした。
書きかけの文章やら、去年のツアーの日記とか、レコーディングの時の日記とか
出てきた。
読んでるとワクワクした。
タイムマシーンになっちゃうけど、たまにはここに載せてみたいと思うぜよ。



最近アイスがやたら食べたくなる。
抹茶アイスとか洒落たカフェで出てきそうなものではなく、
直球のアイスが好きだ。
コーヒーフロートとかクリームソーダに乗っかってたやつみたいのとか、
いわゆるチョコレートパフェの上の部分とか、
開けた時に蓋にこびりついてるバニラとか、
ああいうのが好きだ。
そういう意味では、
オムライスとかも、直球のオムライスが好きだ。
ふわふわ卵のオムライス・・とか、
ビーフシチュー風ソースのオムライス・・とか、
ああいうのは、基本、邪道なり。
固くて薄い卵焼きに包まれたあの何とも言えない黄色い潜水艦のような形をした
オムライスに真っ赤なケチャップがどばっとかかっていて、
その潜水艦をぶった切るかの如く、スプーンで端っこから崩せば、
中には、これまた真っ赤なケチャップご飯・・・
ああぁ、食べたい。
アイスから逸れたが、昔ながらの直球もの、食べたい。
醤油の匂いプンプン立ついそべ焼きとか、ああいうの、食べたい。





先日は、清木場俊介氏のレコーディングにてグランドピアノを奏でてきた。
すごくすごくいい歌だった。
大空に白く這う雲の向こう側の光を見上げて歌うような曲だった。
かすかな光・・・
けど、確かにある光・・・
そういったことを浮べながら、
そこへ舞い上がるメロディーのようなものが鍵盤から生み出せればいいな・・
と思って、弾いた。
本当に・・いい歌だった。




誰かや何かに触れた時、
「もっとやんなきゃ」とか、
「もっとやりたいな」とか、
心が鼓舞する時がある。
今の毎日の中に、そういったことがたくさんある。
そんな出逢いの中で鼓舞した心を大事にしたい。
カラダも鍛えたいし、
自分も鍛えたいし、
何ヶ月か後かの成長を思って、
今を学んでいきたい。




先日は、西広ショータの歌を聴きにいった。
ずいぶん前に、今度はひっさびさ絶対歌を聴きにいくね・・・と約束していた。
あたたかな毛布のような歌たちがいっぱいあった。
一人でくるまる毛布、二人でくるまる毛布、皆でくるまって語り合う毛布・・・。
チャド・・という歌が、やっぱり大好きだ。
健気に生きていくことが、どんなに大事なことかを問いかけられたような気がした。
歌を聴く人たちの、時折かすかに揺れる背中と目尻をこする指先がとても印象的だった。
気づけば、一緒に口ずさんでいた歌がたくさんあった。



先日は、ビードローズの歌を聴きにいった。
ずいぶん前に、今度はひっさびさ絶対歌を聴きにいくね・・・と約束していた。
坂道をぼんやりとくだっていく時に、ふっと前髪を揺らす風がある。
その瞬間、大事にしてたのにどこかに忘れてきてしまった忘れ物が胸によぎったりする。
ビードローズの歌は、そんな風のように、僕には聴こえた。
メロディーは、人の心を揺らすチカラを持っている。
メロディーは、いつかの自分に出逢わせてくれるチカラを持っている。



そういえば、ライブハウスの空気があまりにも気持ち良くて、
暗い照明の中で床に座り込んで、瓶ビールをくゆらせて飲んでいたら、
ライブハウスに通っていた頃の自分に戻ったような感覚になった。
ざわめき、笑い声、ネオン管の中で揺れるオレンジ色の光、
タバコの匂い、足音、女の子達の背中・・
ブーツの汚れを指で引っ掻きながら、なんだか楽しくてしょうがなかった。
薄汚れた場所だけど、大事な自分の聖域。



それにしても、暑いね、毎日。
クーラーをつけない自分の習慣において、今、この部屋は、
この上なく不快指数があがっている状態。
それでも、
夏だというのにキンキンに冷やされた部屋ん中で寒気を感じるような
日本のほとんどの場所で過ごすよりは、マシな自分がいる。
一服しながら机の横の本棚に目をやると、表紙のとれた、
中身だけになって褪せた何冊かの本がまばらに立っている。
その中の一冊を取って、ふと最初の文章を読んだ。

「・・実際、私は小舟のようなものだった。・・」

表紙がボロボロになって取れるほど読んだ本なんだろうけど、
確かな記憶がないその書き出しの文章に、ちょっとドキっとさせられた。
宮本輝でんな。



さて、そろそろ、
ピアノの前に帰ろう。
今夜の空の向こうの再会を祝って、キラキラ星でも弾いてみますか。