2012-01-14 Sat

こんなことをしてていいんだろうか。
その行動は自分の理にかなっているだろうか。
それは・・「生きる」ということに照らし合わせた時に納得のいく行動なのだろうか。
自分の思う「生きていく」という行い・・は、はたしてどんな行動なのだろうか。
ボクはボクの望む姿で、ボクが正しいと思う姿で、本当に生き、
動いているだろうか。

思考が暗闇の中でうねりを持って降ってきて、
それらが頭いっぱいになって、うつろな睡眠の果てに目が覚めた。
手をのばし、携帯をつかんで薄目で時間を見ると、3時24分だった。
薄目からしっかりと目を開けても、世界はまだ暗闇のままだった。
もう一度目を閉じてうずくまるように体をまるめこんだ。
遠くで引き潮のように車が走り去っていく音が聞こえた。
そのまま、しばらく、
睡眠の中でボクに降り注いでいた問いかけについての続きを考え、
そのまま「おこない」ということについて考えた。
このまま起きてしまおうかと思ったけれど、
そうだ、今日はボーカルRECがあるんだな・・寝なきゃ・・と思った。
こんな思考に襲われたのも、
今日、深く、
「僕らが生きている、例えれば"一瞬"という人生について」のような、
あの詩のせいだなと思った。

水でも飲むかとキッチンの椅子に腰掛けて、
ぼんやりとこうして言葉を書いていたら、
今もどこかで、
ボクの知らないところでゆっくりと動いている世界があるんだなというようなことを、
ふと思った。
「あなたの知らないところで動いている、
様々な思考による、
様々な意向による、
様々な馬鹿げたプライドによる、
様々ないい加減な思いつきによる、
様々な事情による、
様々にどうしようもなく動いている世界があるんだよ」・・と、
心が反芻するように呟いた。

もう一杯水を飲んだ時、
テレビに出ていた俳優さんがふっと話していた、
「いつでも不安があるんです」という言葉と、
それを発していた時の横顔が浮かんだ。
それぞれ、
みんな、
何かを抱えてるんだな・・みたいなことをふと思った。


「そうだ、オレも今日はボーカルRECがあるんだ。
眠ろう、寝なきゃ・・・PCの画面には 4:09。
がんばって眠って、
暗闇の世界から明けた光ある朝にもう一度起きて、
走って、準備をして、
スタジオへと向かおう」



| 04:17 | CATEGORIES:スケッチ |
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