2012-07-27 Fri
なでしこの試合を観に行ったのは、10年ほど昔のこと。
彼女たちが「なでしこ」とチラホラと言われ始めた頃。
その頃は、男子サッカー日本代表の試合を観に行ったり、
Jを観に行ったり、よくサッカーの試合を観に行ってた。
そんな中での、サッカー日本女子代表の試合。
国立競技場。
グランドにつっぷしたり、ぶっ倒れて転げ回ったり、
それでも必死に立ち上がってボールを追いかける、
泥臭く、ひたむきな、そんな姿に、とんでもなく感動したのを覚えている。
「そこまでして、彼女たちは、何を、追いかけているんだろうか」
試合中に、何度もそんな想いが過ったっけ。
ふっと脳裏に浮かんだのは、
「夢」という大きな、風になびくフラッグ。
彼女たちは、空の向こうになびく、そのフラッグを追いかけて、
こんなにも必死で、まっすぐで、懸命なのかもしれない・・と、
その時は思った。


昨夜は、なでしこニュースを観て、
その後、五輪サッカー男子の試合を観た。
勝ちました〜。
けど、勝っても、ただただその喜びに身を浸すことなどできず、
ストライカーの意味合いや、決定的なチャンスを何度もふかしたことなどなど、
やいのやいのと言われたり、自らでそのプレッシャーを背負ったり・・と、
本当にアスリートたちは大変だよな・・としみじみ思った。

そこから、
なでしこのドキュメント番組を観て、
人には見えない場所での彼女たちの苦悩や努力や、
自らに課せられた責任と、決して自分の可能性をあきらめない姿に、
涙が出た。
ほんと、鮫島の真剣な顔には、何度もやられてしまった。

時計の針は午前2時。
なんだか心が燃えて、
そこから、今度は、卓球女子日本代表のドキュメントを観た。
ここからは、完全に号泣でした。
福原愛ちゃんの、まっすぐな言葉と努力に、自分を省みた。
彼女と肩を並べ、そこで必死に上を目指す石川佳純もハンパない。
その何かを追いかけるような眼差しに釘付けになった。
すげぇ。
ホント、みんな、すげぇ。
努力とか、ひたむきとかいうことについて、
なんか、すごく考えさせられた夜だった。
言葉や教えなんかよりも、
「その人の生きる姿」に心が揺り動かされて、
なんだか、
「自分だって」とか、「自分ももっと」とか、
そんな気持ちになることがたくさん。
本当の意味で、「生きる」とは、深いです。


さて、
今日は明日のリハーサルに向けての準備オンリーでした。
この夏は、名古屋ライブ、大阪ライブ、東京でのライブ、
それぞれ、全て違った編成でのライブが待っている。
それらに向けて並行してリハーサルをしてる日々。
明日は、この週末の日曜日にある、新宿MARBLEでの2マンライブのための、
バンドリハーサル。
たぎる想いを、まっすぐに唄えたらいい。

昼はクーラーは切って、お茶漬けを食べました。
どっ!どっ!・・と音をたてて心臓がばくって、
汗が噴き出してくるような感じ。
日が暮れて、走りにでた。
昨日も今日も、7㎞越え頃でばてた。
冬から春にかけての頃は、そのぐらいからカラダがあったまって、
「いくぜ、いくぜ」となってたけれど、
さすがに、息をしているだけで温風を吸ってるような今の季節、
噴き出す汗の中で息も切れていく。
よわっちーな。

輝いている奴らに、負けらんねー。


| 22:38 | CATEGORIES:学ぶべきもの |
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