2012-10-16 Tue

オカルトチックなストーカーが主人公として出てくる夢で目が覚めちまった。
夢の中では、現実と非現実なことがごちゃまぜで襲ってくる。
今日の夢の中でも、現実の日常の中では考えられない登場人物、
例えば、武田鉄矢とか、水野美紀とかが出てきたりして、自分との絡みがわんさか。
そんな合間に、登場してくる仲間たちの顔。
夢から覚めて、「今日の夢の啓示はなんだったんすか?」と訊ねたくなる。

くそっ、・・で、二度寝しようと思ったけれど、もう寝れなくなって、
5時前からコーヒー。
神様から人間に与えられた平等なものといえば、時間だ・・みたいなこと、
どっかで読んだなぁ〜と思い返しながら、
夢に叩き起こされた早起きを得と変えて、今日は生きてみます。


9月の一週目から始まった、一ヶ月強に及んだライブツアー。
今回は、清木場俊介さんの夏のステージで出逢えた本田毅さんから誘っていただき、
fringe tritoneの皆さんとの2マンツアーでした。
空き日はあったものの、ライブが続いていっている感はずっとあり、
ぴんと糸が張っていたような日々だったなぁと思います。
ライブツアーという、今そこにある現実的な日々を考えるのとは別に、
自分の心の中で考えたり決断したり、行動として起こしていかなければいけない様々な事柄もあり、
それら、自らが抱えるものたちと、ステージで歌っていること、
その2つが、大きく結びついてのツアーステージだったなと、振り返ってみれば思ったりします。
喜怒哀楽。
笑ったり。叫んだり。怒りに溢れたり。どうしようもない衝動に駆られたり。
泣いたり。せつなくなったり。寂しくなったり、悲しくなったり。
自らを問うたり。自らを責めたり。自らを鼓舞したり。
そういうのが、そのままステージに出たりで、
ほんと、
喜怒哀楽に満ちた日々だったなぁ・・と。

2マンツアーというのも、感受に満ちた日々の大きな要因となったと思います。
交互に出番が変ったライブツアーの日々、
先に出番を終えた時なんかには、fringe tritoneのステージをぐっと見入れる時間で、
音楽をすることってどんなことなのかとか、バンドやりてぇ〜!って思っていたあの頃のこととか、
歌や言葉や音楽ってどんなところからやってくるんだろうとか、
そんなことを思ったり、
照明に照らされた会場でコブシを上げるオーディエンスの人達のキラキラを見て思うこととか、
たくさんを感じ、たくさんを考える時間でもありました。
なんか、とっても、多くを感じた日々だったし、
自分という人間に対して、多くを考えた日々でもあった。

このツアーがやれたこと。それが、本当に大きかったなぁと思います。
あらためて、このツアーに誘ってくれた本田毅さんに感謝が溢れます。
ともにツアーをまわってくれたfringe tritoneの皆さんにも大きな感謝です。
そして、出逢いってやっぱすげぇなぁと、ほんと、思う。
あっちゃこっちゃと延びたり、絡んだりしてる、人生っていう道の上、
いくつもの交差点がある中で、誰かと出逢うこと。
その出逢いが、また次への出逢いになっていくこと。
そこで生まれる、また新たな自分。
そういうのを考えると、
しっかりと歩んでいなきゃ、いたい・・と思う。

ツアーに来てくれたたくさんのみんな、
待っていてくれたみんな、
初めて出逢えたみんな、
一緒に毎夜生きてくれたみんな、
励ましや声援をくれたみんな、
そんなみんなにも、本当に、ありがとうです!
みんながいてくれたから、立っていられた夜もあった。
正直、そんな夜もあった。
だから、本当にありがとう。
もっと強くありたいと思う。
もっと強い人間でありたいと思う。
もらったたくさんの愛や想いをチカラに変えていきたい。


fringe tritoneの皆さんとの2マンツアーの合間にも、ライブイベントがあり、
新宿marbleでの、SUNDAYSとの共同企画ライブ『音楽室に火をつけろ』は、
感慨深いものになった〜。
以前共演させてもらった時に起きた「一緒になんかやったろか!」的なムードから、
それが現実の波として起こり始めて、
初マジ語りの居酒屋。
そして、マジ呑み。
そして、リハーサルスタジオへ。
横ヤリやら障害やらもありつつ(笑)、
それでもリハスタでセッションをしている時のトキメキは止まらず、
イベントを立ち上げようとした時の感情を決して流さず、やりあげたライブ。
とっても楽しかった。本当に楽しかった。
終わってみれば、学園祭が終わってしまったかのような、
そんな感情が溢れる日々でした。

SUNDAYSは、なんか、「虹」をいつも持っているようなバンドで・・。

激しい雨、さらさらとした雨、なんだか止まない雨。
そんな雨が僕らの日々に降っているとしたら、
その雨の中で、僕らは濡れたり、泥んこになったり、
時にはその雨をはしゃいだり、時にはその雨に八つ当たりしたり、
傘を一生懸命さしたり、その傘を投げ捨てたり、
そんなことをしながら、
足下を確かめたり、自らを励ましたり、
誰かや何かに「きっと明日は!」なんて呼びかけたりして生きている。
そんな懸命に生きた後、
ふっと雨がやんで、
見上げれば、空には、どこか、天国のようなところへ架かるような虹。
その虹は、
とっても愛おしくて、きれいで、
でも、きれいと言うよりは可愛くて、
あまりにも儚げで、
けれど、抱きしめたら消えてしまいそうで、
美しくて、キラキラしてて。
手をのばしても届かない、
けれど、一度見たら瞼にずっと焼き付いて、
また次逢える日を誓って、歩き出せるような、虹。

自分にとって、SUNDAYSは、そんな虹と、虹への日々を思わせてくれるバンドだなぁと、
あらためて、今回思った。
そのキラキラさは、いろんなことを自分に思い起こさせてくれた。
初志や、
生まれたての頃の気持ち。
なんか・・
かけがえない日々だったなぁと、感謝の気持ちでいっぱいです。


こうしてひさびさに、「思い返す」ように言葉を綴ってると、
9月からの日々は、結構深かったやん!(笑)。なぁ。


さて、
ライブというステージが続く日々とは別に、
自分にとっての人生のステージについても、選択と決断と行動を起こす日々でもあった。
嵐の真っただ中という感じだったけど、
今は、もう、全てが決まって、
じつのところ、もう次へと歩き始めている自分がいる。
感情を例えれば、
部屋を掃除したり、大事にとっていたものを捨てたり、引き出しを整理したり、
次への場所へ持っていくものたちの荷作りをしたり、懐かしい写真を見てちょっとホロリとしたり、
・・書いてて思ったけど、
キャンディーズの『微笑がえし』みたいな、そんな感じか(笑)。
整理整頓や、準備をしながら、
止まらない、止めることはできない時の流れの中で歩んでいく日々。
そして、今日から明日へ、その次へと、僕の終わらない日々は続いていく感じ。


自分の背丈よりも大きな大きな石を動かそうと、
全身のチカラを使って、ずっと押し続けて、
全然びくともしない日々も押し続けて。
ある日、
それは風のせいなのか、雨のおかげなのか、
ようやく、石がピクリとして。
そして、また押し続けて。
そうしているうちに、次は、
石が、ごろんと、突然、回るように転がって。
それでも、まだ、転がり続けるには至らず。
だから、また、押し続けて。
やがて、石が、ごろんごろんと転がり始めて。
けれど、
その道には、いくつもの石を止める障害にある穴ぼこやら、岩もあるから、
だから、
押す手を止めたらダメ。
とにかく、押して押して、加速をつけて。
ごろん、ごろん、ごろんという音が、
やがて、心地良いビートに変わるまで。


10月は、
あきらめない気持ちと、夢見る気持ちを大切にしたい。
それと、
久しぶりに立ち呑みも行きたいなぁ。ずいぶんと行ってないや。
それと、
いっぱい眠りたいな。
それと、
いっぱい本も読みたい。たまってる録画ものとかも観まくりたい。
長澤まさみのドラマとか、いつのだ、あれ?観なきゃ。
それと、
曲をいっぱい書きたいんだ。
言葉を、いっぱい書きたい。
ノートを買ってこなきゃいけないぐらい、たくさんの言葉たちを。


| 07:33 | CATEGORIES:自画像 |
CALENDAR
Su Mo Tu We Th Fr Sa
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<前月 2024/03 次月>>
ARCHIVES
NEW ENTRIES
CATEGORIES
SEARCH
POWERED BY
ぶろぐん
----------