2012-11-07 Wed
月日を眺めていられないほど、
月日が過ぎていくのが、はやい。
毎日は、
まるで、ペラン、ペランと、気まぐれな風にめくられているようだ。

数日間、
積み重ねた段ボールの中で、歌詞を書いていた。
真っ白なページは、
一瞬のうちに、
心の混沌のままに、真っ黒くなっていく。
様々な形をした石ころがザバーっと落ちて散らばっていくように、
様々な想いからこぼれ落ちた言葉たちが、ゴロゴロとノートの上へと転がっていく。

気づけば、かじかんだ手で書きなぐった思いは、
ひとつの糸になって、曲となっていく。


見えている。
歌いたいことが、はっきりと見えている。
そして、
今日も、叫び散らすようにその想いを歌い、
あっと言う間にリハーサルが終わった。

枯れたな、のどが。
・・が、
この枯れた声が、
まさに、
今、オレが生きている証だ。
何もかもをひっぺがし、
マイクを通してでさえも生臭い、
オレという、声。



11月。
その時が来た。
ライブツアー。
『Hello GoodBye Steps』。
出逢い、
別れ、
そして、また歩みを進めていく、この人生。

ここから。
ここから。
また、ここから。

今から。
今から。
そう、今から。

頭の中で回る回る回る、
叫びとも似た、かすれた怒号のようなメロディー。

さっきも言ったろう、
それは、

オレの声。



| 22:29 | CATEGORIES:自画像 |
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