2006-07-29 Sat
移動、そして、リハーサル。

羽田にお昼集合で、岡山へ。
特には、メンバーと待ち合わせしてなかったんだけど、
なんだかそれぞれが吸いよせられるように同じ時間ぐらいに同じ場所に集まっていた。
こういう一瞬にでもなんとなく一体感が感じられて、盛り上がってくる。
そして、皆の元気な顔が見れて、自分もまた力が湧いてくる。



小さな飛行機に乗って、岡山に到着。
バスに乗り込み、チボリ公園へ向かう。
その最中、財布がないことに気づいた。
たぶん、羽田のロビーかトイレか、搭乗口からのバスの中か・・。
スタッフの方が問い合わせしてくれたけれど、今のところ届いていないとのこと。
心は落胆の一色だったけれど、バンマスが暗い顔してはいけないと思い、
しょうがないっす的な笑顔を作る。
バスが山を越えて市内に入ると、スタッフの方の携帯に留守電が入ってるという連絡!
山越えの間は、電波が届かなかったらしい。
「もしや、見つかったか!!?」期待に胸膨らませつつ、問い合わせたところ、
「あったぁぁあああ!!!!」。
一気にテンションが上がる。
おお、神は私を見捨てなかった!ぐらいに、何もかもに感謝の瞬間でした。
いい人いっぱいいるな〜、いい世界だな〜。
チボリ公園に着く前に、「なんでもやってやるぞ!」モードでいっぱい。
困難を越えた時、人はもっとでかいことをやってみせるのだ!!
(っていうか、落とすなよ〜財布!!と、ずっとスタッフに言われました。
and、その日一日中、ちょっとどっかへ移動するたび、
「大丈夫、なんか落としてない?」と皆に言われ続けました。)

チボリ公園に着き、食事を摂る間もなく、そのままステージへ。
大変なのは、自分だけじゃなく、皆も同じ。
とにかく、明日の成功に向けて、まっしぐらといったところ。
機材をセッティングし、サウンドチェックをして、音を作る。
それにしても、暑い。
聞いたところによると、
"もえろ、岡山"とか、"晴れの国、岡山"と言われているぐらい、
太陽が燦々、暑い街らしい。
頭にタオルを巻き、冷えピタを体中に張り、せっせと動きまくった。
アーティストの方もすぐに見えて、3時過ぎからは通しリハーサルが始まった。
そこから、休憩なしで20時まで。
日が暮れるのも遅く、最後の一時間ぐらいが涼しかったかな。



音を奏でている間は、本当に気持ち良かった。
この世界と、自分たちが奏でている音楽が優しく抱き合っている感覚に酔っていた。
ぼくらの音の中で、雲が流れ、木々が揺れ、鳥が舞い、蝉が歌う。
最高だったよ。



楽屋に移動し、またまた急いで帰り支度をして、ホテルへ。
皆さん、おつかれさまでした!
ついに、明日は本番。
自分らがやってきたことを信じて、
作ってきた音楽に悔いの無いように愛を注いで、心をこめて、
そして、いろいろなことを越えてきた自分たちに誇りを持って、
がんばっていこうぜ。
Enjoy it !

| 06:10 | CATEGORIES:ステージへの道 |
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