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2024.11.3

愛しき静かに瞬くものへ。

いい日だった。

知らない街で、ひとり打ち上げカウンター呑み。
めちゃ、うっせー奴がいる。
うっせーって思われてるって思ってねーんだろなぁと、
その声やらを聞きながら飲んでいる。

さてさて、隣にニューオッサンが入ってきた。
「馬刺し。あるかな?」と。
「売り切れてしまいました。すみません」と店員さん。
「それ食べにきたんだよ、なんだよー」とオッサン。
あー。めんどくさい人だーー。。
案の定、よくわかんねー感じで絡んできたから、
絡みたくないわなぁと、
店を出る。

「また来てください」と、瞬きのような笑顔で
追いかけてきた店員さんが見送ってくれた。


歩く。
静かな闇の中へ。
ビルの向こう、…
夜空に小さな星がひとつ、見つけた。
愛しくなった。
見上げながら、
あの星、好きだな。。と思う。。

ひとりぼっちが心地よい夜。
喧騒よりも、ざわめきよりも・・何よりも。