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2025.6.11

彼方から、彼方へ

大阪吹田でのホールライブ。
そして、
大阪KNAVEでの、HEATWAVEの山口洋さんとの2マンライブ。
自分がどう生きてきたか、どう生きていきたいか、
そんな思いがたくさんよぎった、大阪ライブ、2DAYSだった。

移動日をいれれば、晴天、晴天、晴天、雨、雨・・の5日間。
移動の時には、どうしても怪我をしてる患部が痛む。
けれど、その痛みが、今を生きていこうとしてる自分の姿なりを思い出させてくれたりもする。
あぁ、生きてんなぁ・・、今日もなんだかんだ生きてこうとしてるなぁ・・と。
たぶん、こんな些細な一瞬一瞬を「自分の生きてる意味だ」なんて感じて、
ドラマチックに捉えられる、そんな能天気な自分自身だからこそ、
今まで、あーだこーだありながらも、自分の信じる道をやってこれたのかなぁ・・
なんて、思う。

いつでも、
夢中にそこに向かって、そして、その日々を夢中に生きて、
あぁ素晴らしき時間だった・・なんて感じて、
そして一夜、二夜、眠れば、
あの夢中な日々は、もう夢だったかのように遠くへ後ろ、姿も見えない彼方へ。
そして、また、
新しい、「がむしゃらに取り組むべきこと」がやってくる。

目を開いて、
心を開いて、
感覚を開いて、
僕は生きていかなければいけない。

漫画のような激しい風を表す白い線は、
この僕のまわり、僕には見えないけれど、
確かに風は吹き続け、吹き抜けている。
だから、
目を開いて、
心を開いて、
感覚を開いて、

彼方、後方へ離れていくものたちも、
彼方、前方からやってくるものたちも、
見過ごさず、感じ、生きていかなければいけない。
その風の中に混じっている、
じつはとても大切な塵のメモのようなものたちのことも、
つかんで、読んで、さよなら、ありがとう・・と、
生きていかなければいけない。

さて、
今日はまた今日で始まっている。

痛み止めは飲むけれど、
心で感じる場所は、麻痺させないでいこう。