あっという間の一週間。
三重から修理が完了した車を運転して、火曜日、帰路。
朝から晩までの高速道路と下道の運転は、久しぶりに疲れた。
10時に車屋さんに向かって、こっちに着いたのは20時半。
疲れ果てたという感じで、珍しく缶チューハイ一本だけを飲んで、
眠りについた。
水曜日は車の中の片付けと、告知ものなどの整理と、バンドリハーサルのための音源作り。
車の中には、下駄や、グッズの段ボールをのせるためのゴムシート、
高速道路で故障した時に高速パトロール隊の人にもらった非常用のベルトなどが散乱していた。
なんだか、ふと、高速道路の上に取り残された、あの日のことを思い出したりもした。
いろいろあったけれど、生きているだけで、まだまだやれることがある。
良かったなぁとホントに思う。
木曜日は、帰ってきた黒豹ちゃんに乗って、キャリーバッグを買いに行った。
使い古したキャリーバッグは、シールドやペダルなどを入れるものにしようと思った。
大きな紫色のキャリーバッグと出会えた。
市場に寄り道をして、お肉の細切れと鮭とばを買って帰ってきた。
近々かまちゃんと会う時にでも焼いて食べようと思った。
金曜日は、午前中は個人リハ。
昼すぎからは、レコーディング。
『星のホイッスル』『選んだコト』『チーム』のガイド作りをした。
ぶらりふたりの番組のためのジングル作りなどもした。
以前もらっていた日本酒を出してきて、それを飲みながら、かまちゃんと少し語った。
そういえば、もらったウィスキーもまだ飲んでない。
ボトルに染谷俊の名前が彫られていて、もったいなくて・・。
でも、そろそろだな、手を出そう。
昨日は朝からバンドリハーサル。
世間話しなどもせず、ただただ、曲のアレンジなどを詰めた。
帰ってきて、ちょっとだけ映像編集して、
その後、頭の中をからっぽにしたくて、
ファミマで買ってきたスパーリングワインを飲みながら、映画を2本観た。
どちらもハードボイルドものだったけど、ヒューマンなところもあって、
少し泣いた。
気づいたら、眠る時間だった。
1週間、ほぼ毎日、今度立ち上げる、染谷俊サロンについての電話打ち合わせをしてきた。
今日、形として完成が見えてきて、最後の詰めの打ち合わせをした。
自分がしたいことなどを箇条書きにして整理した。
今日はぼーっと過ごそうかと思ったけれど、
なんだかんだ連絡を取り合ったり、レコーディングしたデモ音源からアレンジを考えたり、
歩いてる途中もライブでやる曲の歌詞を口ずさんだり、
頭の中に巡るものがあって、世の中のことに心が持っていかれないでいる。
良いことだなぁと思う。
創作だったり、表現だったりのこと、
それらをたくさん考えてすごせていることは、
そう、
自分にとって、とても良いこと。
言葉を読むと、言葉を書きたくなる。
そんな癖が、自分にはあると思う。
今朝、パラパラと本を読んでいたら、
言葉を書きたくなったのだった。
記憶を辿るように、ブログを書いてみた。
日が暮れて、筋トレを少しした。
汗をかいたので、お風呂に入ろう。
部屋が静かだからだろうか。
やけに、車が走る音が気になったりする。
いつだか、ずいぶんと昔、
日光に行った夜のことをふと思い出した。
冬の夕方すぎ。
道路わきには、雪かきされた雪が転がっていた。
わいわいと人がいる観光地の日光駅のほうから、いろは坂を車で登って、
ほとんど人がいない・・というか、
その時には、誰とも出会わなかった・・あの場所、
中禅寺湖のほとり。
あのへんまで行くと、あたり一面、雪が積もっていた。
真っ暗な中で聞こえていたのは、岸辺に寄せる静かな波音だけだった。
街灯もなく、お店もしまっていて、見える明かりといえば自動販売機の明かりだけだった。
仲間たちと森のほうへ探検しにいこうといって、ザクザクと雪を踏みながら山のほうへ向かった。
ふっと木々がなくなって空がひらけた場所、見上げると、まさに、流れるように、
いくつもの流れ星が流れていた。
綺麗だった。声を上げながら、何度も流れ星を目で追いかけた。
覚えてる。今でも。
あの風景。
それぐらい、目に焼きついていたんだろうと思う。
なぜかな、
そんな静かな場所に、
ただ、夜空だけが見えるようなそんな場所に、
時には行ってみたいなぁ・・と、今日は思ったりした。