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2023.10.23

一直線上のチカラ

燃えて、笑って、ぐっとこみあげて、叫んで、歌って、暴れて、嬉しくて、楽しくて・・

そんな夜だった。
2023年10月22日のバンドワンマンライブ。

・・・・・・

通学路は自電車で通っていて、いつもウォークマンってやつでロックやポップスを聴いていた。
それらをテーマソングにしながら、向かい風に向かって走っていくのが好きだった。

文化祭じゃ同級生たちのバンドがキラキラしてて、
憧れながら体育館の隅で観ていた。いつかあんなふうにキラキラとステージに立ってみたいな・・なんて思ってた。

教室の窓辺で眠ったふりをして、国語のノートの隅っこに詩を書いたりもした。
いつか遠くへ行けるのかな・・なんて、いっつも誰にも気づかれないように空を見ていた。

早稲田の学祭に出てたタイマーズとボガンボスの野外ライブを観に行った。
うずまく客席の中に飛び込んでって、その波の中で潰されながら、最高だーって胸で叫んでた。

・・・・・・

昨日の行く道、そして帰り道、
なんだか、
いろんな思いや、いろんな風景が、こみあげては、
心を流れ、よぎっていった。
今こうしてステージに立ててる自分は、なんて幸せなんだろなと思った。

染谷俊は永遠です・・なんて、
通り行く人々の前で、「あいつ馬鹿なんじゃない?」なんて指さされながら、
叫びたい気持ちがこみあげた。

バンドメンバーを送り、
お腹がすいて倒れそうで、セブンイレブンで冷凍鍋焼きうどんを買って帰ってきて、
それを食べた。缶ビールを一本、自分打ち上げだぁなんて飲みながら。
時計は、午前1時半になっていた。
それから、缶ビールを一本と缶チューハイ一本を飲む時間だけ起きていた。
いろいろを考えながら飲んでいて、現実が遠ざかる頃に眠った。

疲れをひきずるかなと思ったけれど、そんなことはなく、目覚めた。
まだお腹がすいている。
ひさびさ踊ったからなぁとか、暴れたからなぁとか、
思い出しながらニヤニヤして、さぁ動こうかと動き始めた。


生きている毎日の自分の思いと、
歌っている自分の思いが、
一直線の線上にいつもあって、

そして、
生きている毎日の自分と、
歌っている自分が、
しっかりと重なり合ってひとつになっている、
そんな自分でありたいなと思う。

だから、
なんだかんだと揺らいだり、怒ったり、落ちたり、むちゃくちゃやりたいと思ったり、
そういうなんだかんだの中で、
しっかりと・・というのもなんだけど、
全部を全部、自分なんだと鼓舞しながら、生きていきたい。
その先の、歌や、歌と生きる自分に向かって。

昨日は客席とステージ、面と向かって、
たくさんのチカラをもらった。
本当にもらった。
ライブ。
最高だ。

さて、
センチメンタルに浸りなうだろーと、アンニュイに引っ張られそーなうだろーと、
今日も時間はすぎてゆく。

太陽がしゃべってくれればいいのにな、
太陽としゃべれる自分だったらいいのにな・・なんて時々思う。
「いぇーーい、今日のキミはさ、わりといかしてるぜ」とか、
「へーい、今日のキミは、ちょっとダサいんじゃん?」とか、
そういうの太陽が言ってくれたら、
おいおいおい、こらこらこら・・と、モチベーションにもなるだろーに。

「オレは今日は相当気分いいんだけど。ぼんやりした顔してるけど、yo !」
と、今日は、太陽にラップやりながら、
さ、
ウォーキングという名の散歩、
散歩という名のウォーキング、

行ってきましょ。