エスカレーター

2025年誕生祭への道。

今日もプレッシャー的な夢で起きた。　
窓の向こうは、羊の毛色な夜明け頃。

あぁ、習慣を変えていきたい。

…かくして、
朝風呂。
パソコンやらをリュックにぶち込む準備。

お風呂ちゅうに曲が浮かんで、バスタオルでカラダ拭いたあと、ピアノの前に行って曲書き。
喝をいれるような呟き、生々しーな歌。
1番の詩は、これで納得。
ヘアドライヤーとかは、どうでもいい。


出発、予定時間より遅くなった。
腕立て伏せはできず、悔。
ラジオ収録へ。

MA-1が着たくて、首元寒そで、マフラーをした。電車の窓から溢れる日差しが顔を照らす。
気持ちいい。
…とかなんとか感じ入りつつ、
スティングさんから222誕生祭ライブの新曲譜面の催促LINEがきた。しっかりやらなきゃ。

駅改札を出れば、延々と変わりゆく街が待っている。乗り換え乗り換えの大都会の改札は、工事真っ只中。
改札口変更のアナウンスをする警備員の方々の声も荒々しい。
そりゃそーだ。たまったもんじゃねープラスアルファの警備仕事だ。

そして自分たちはグルグルと遠回りさせられて、気づけば、まわり、道ゆく人たちのオーラが痛い。
きっと、自分からのオーラも同じ。


あれから３時間ほど。
ラジオ収録、終了。
スタジオ出発。
あれ、マフラー、ないじゃないか…と、
もう一度スタジオに戻る。
「ないっすよ」…とワタル。
…ない。
どこだ？
スタジオスタッフへのお土産に買った駅前ケーキ屋さんか……いや、あそこでマフラー取らんだろ…。
てな、
また今日も事件が起きる。
どこかな。
居残りスタジオ作業のワタルが、スタジオ内で見つけてくれることを望むばかりだ。


移動ちゅうは、
4月の東京の史跡詣でイベントの場所探しをYouTubeを見ながらする。なんか、どこもかしこも、しっくりこない。
東京…江戸には、もっと素晴らしきワクワクする史跡があったはずなのにな。。ですよね、家康さん。

戦争や、
国内の政治的と思想統一支配のために取り壊されたり、
破壊されてしまった江戸時代史跡の数々。
残念を通り越して、
逆に、人間の愚かさに、
“圧倒的”を感じてしまう。。
滅びを自ら招いてる、はかりしれない圧倒。

古くからは、勝手なる、
神様と仏様、一緒にしましょう！的な神仏習合からの、
明治時代からは、
神様と仏様は違うんじゃ！からの神仏分離、からの…
そして、またまた戻っての…的な流れ。
神様も仏様も、
いろいろ名前変えられたり、
住むトコたらい回しにされたり、
出身戸籍ウヤムヤにされたり、
なんだったら、
違うヤツと一緒の生き物にされたり、大変だ。
比べさせてもらえれば、
まだ、染谷俊が染谷俊として生きられてる自分は、
マシだ。


さて、午後の外出いろいろ終わって、日が暮れる。
駅中の本屋さんの文房具コーナーでノートを買った。
のちのちまで、自らが学んだり感じたりしたことを残せるような、“少しペラくないノート”を。


改札からホームまで、
学生さんやお仕事帰りの皆さんがゆくエスカレーターの道を自分も一緒に乗ってゆく。
見えるホームには、人々がひしめきあっている。
都会の混沌。
うまく乗れたらいいな、の、今日の帰り道。