リハーサル終わり、ラーメン屋さんのカウンター席。
こちらの店のカウンター席は向かい合わせになっていて、顔の高さには対面の人の顔が見えないような仕切り板がある。
手元の高さには仕切り板がないので、対面の向こうの人の料理だけは見えるのだった。
さて、自分はといえば、
旅の中の、”流れに任せての食事”を省みて、
今日は質素に半チャーハンをつまみながらハイボールを飲んでいた。
麻婆も生姜焼きも食べたいが、カロリー節制。。
…と、そこへ、なんていい匂いプンプンと。。
対面のカウンターにやってきたのは、ソース焼きそばだ!!
うわー、湯気がたってて。。美味しそすぎる。。
そして、その焼きそばへ、対面な人(正式には、対面の人の手)が、お皿のへりについてきた大盛マヨネーズをワーと入れて、ワーと麺と絡めて、ワー、あっという間にクリーム色になった焼きそばをすする、すする。
カロリー節制ひとりチーム、玉砕。
今日の自分にはできない恍惚な食で、
見とれてしまった。。。
きっと、絶対、美味しいんだろな。
さっさと食べて立ち上がった対面の人をついつい見てしまった。
細くて綺麗な若者男子。
よいよー、脂質油分おかまいなしに食べれる若者よ、
その時代を思う存分満喫しなはれ。
彼が去ったあと、ひとり、タブレットタッチパネルメニュー、調べてしまった…
彼が盛ったマヨネーズは、
無料サービスの、マヨネーズだった。
※
久しぶりのブログの内容には最適かわからんけど、
もともと、僭越ながら、
清少納言の《枕草子》に焦がれてのブログなんで、赦免、希望。