昨夜は、
ある武将のいろいろを読みながら、ひとり打ち上げだった。甘っちょろいもんだなぁ、オレはまだまだ…と、その武将の生い立ちを読みながら思ったりしながら。
陽気な居酒屋でのカウンターひとり呑みは、とても居心地がいい。
喧騒に溢れる渋谷のセンター街の路地裏の階段、自分だけの宝物の月を見上げて缶チューハイ飲んでる気分。
そして、昨夜に限っては、ひとり呑み最高な気分に浸ってる時に、有線放送から“ヘイジュード”が流れてきた。
居酒屋で誰も聴いてない、オレだけの“ヘイジュード”。
最高至福マックス。
今朝は、白く明けた空に、白の満月を見た。
美しい瞳で語りかけられてるよう。
さて、目覚めたついで、そのまま出発。
和歌山までの高速、むかし覆面パトにつかまったことある。今日は慎重に慎重に移動じゃ。
途中のサービスエリアで、伊勢の赤福、発見。
どーしよーかなー、買おうかなー、とずいぶん迷ったけど、買った。
ビードローズと2マンツアーなのに、何もしてあげれてない。
彼らにお土産差し入れだ。
移動中、ずっと考えてた。
昨日の新しい歌について。
早め、
和歌山に着いて、駐車場、その歌の歌詞を書き換えた。
想いを言葉にすることは容易なことではない。
想いとの違和感が微かにでもあれば、想いと言葉が同じ形になるまで、書いて書いて書き直して書いて…
それしかない。
和歌山城、行きたかったけどなぁ、
しょうがない。
オレは歌いにここに来ている。
ちなみに、和歌山、
もとは、秀吉の時代は、若山。
ここらに藤堂高虎あたりが城を築城して、
“和歌山”に名称変える。…あたり、粋ですな。。
いよいよ、
念願叶って歌える、
和歌山オールドタイムへ。
最高だった。
音を作ってくれたPAの方の姿勢も、マスターのあたたかさの中にある熱い空気も。
自分は、ステージ、この一瞬のかけがえない今に向かい合って、燃えた。
会場に集まってくれた人たちも、キャンプファイヤーの炎のように熱く暖かく見えて感じた。
朝から夜、夜から朝、
このライブツアーに向かった景色が、なぜかいろいろ蘇った駐車場での片付け。
この、物語の中に生きてるかのような感覚。
アイツだ。
アイツのようだ。
“愛にあいたかった”の中に生きてる、
アイツのようだ。