昨日の夜は名古屋のリハで降ってきた歌のことを考えて、
録音したiPhoneの音を聴きながら眠ってしまった。
朝、起きて、またその歌の続きを考えていた。
歌い出しの歌詞のイメージからは自分が思ってもいない方向のほうに思考が巡って、
それを言葉として書いた。
こういうのも良いなと思った。
例えば、
エンディングから始まる映画。もしくは、物語の途中から始まって、
そして、物語は、早戻しになって、スタートに戻って、
エンディングに向かうための物語が続いてゆく。
そんな歌なのかもしれない。
どしゃぶり。
今日も車から傘を出し忘れていたけれど、ダウンを頭からかぶって走って駐車場へ行った。
髪の毛は濡れず。学んでますね、いいじゃん。
京都和音堂。
今年最後の歌旅での歌ステージ。
今年の歌旅、1月、和音堂のライブで始まった。
そして、今日、12月の最後の歌旅、和音堂のライブで終わる。
こうなることを自分では全く考えてなかったけれど、
結果的に、同じ場所から始まって、同じ場所で終わる、
ドラマティック的。
ライブ中、いろいろがこみあげた。
その時々で懸命に生きてきたな、歌ってきたな・・・と。
止められない溢れるものが何度もあった。
「今日も生きてんな」と、頬、濡れた。
忘れられないライブ、心に強く強く残るライブだった。
夜風。雨がやんだ空。星は今日はもうどこかで眠ってる。
また駐車場で、ぼーっとした。
今日最後に歌った歌、
昨日の名古屋のリハで降ってきたあのメロディーに、
今日の朝、最終的な言葉をのせたあの歌。
この、
2025年、1年間を歌って歌って、生きて生きて、
だからこそ、降ってきた歌なのかなぁと思った。
夜にかくれて、
いろいろを考えたい。