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2020.3.31

線上の選択。しかし、次へ、考えます。

4月の『ぶらりふたり放浪記』ライブ&ツアーの延期を決めました。
先日の配信で約束した、4月の『ぶらりふたり放浪記』ツアー開始。
約束、果たせなかった・・・。
ごめん。
足下を揺るがす、何もかもが重い雲がかった日々の線上、
大切な人たちを浮かべた時、
自分たちには今、この選択しかありませんでした。

感情だけを話させてもらえば、
「確固たる」ってものが、
道の先にもう何もなさすぎて、
こうして、約束が崩れていくのが、
約束を崩してしまうことが、
とても悔しくてたまらない。
そして、
「もう、約束なんてできない」ってことが、
悲しく、空しい。
何度も、愚弱ながら、
このまま全てが終わってしまうかもしれない、
そんな思いさえ、よぎってしまう。

書いたと思えば消されて、
今度こそと、また書いたかと思えば、
どうしようもない波があっちのほうからやってきて、
有無も言わさず、全てをさらっていく。

だけど。

けれど。

ふわっと、思い出す。

そんな感情の中でも、
歌を、いつか書いていたことを。
あがいてもあがいても、消されてしまう夢、
それでも、その夢を描き続ける青年の歌。
『落書』って歌。

・・そうだよな。
何度消されても、書き続けなければいけない。
何度崩されても、また作っていかなきゃ。
砂混じりになりながらも、
波間にときめきながら砂の城を作った、
あの気持ちのように。

状況を・・じゃなく、
自分自身を、
あきらめちゃいけない。

そんなことを、
今日もまた、
考えて、考えて・・です。

早く、みんなに会いたい。
約束を、叶えたい。

その時まで、
その場所まで、

やるべきことを模索しながら、
やれること、やってみようと思うことを、
やっていこう。

ライブを待っていてくれた人たち、
もし、次を待っていてくれたなら、
また会えたなら、
その時には、
『ぶらりふたり放浪記』ならではの、
ぶっとばしライブ、
心から届けたいです。

               
そして、4月ライブ延期を選択した
『ぶらりふたり放浪記』のオレたち、
染谷俊と西広ショータは、
配信とか、なにか、
歌や想いを届けられることを、
ここからまたやっていきます。
自分たちが、
『ぶらりふたり放浪記』でやりたかったことを
もう一度、見つめ直して。

ぶらりぶらりと旅をしながら、
ふらっとは歌えないけど、
「音楽の、楽しさ」とか、
「音楽の、自由さ」とか、
「音楽で、笑顔になること」とか、
「音楽で、自由になること」とか、
「音楽で、ハッピーを分かち合うこと」とか、
「音楽で、忘れていた気持ちを思い出すこと」とか、
「音楽で、解放されること」とか、
そんな、
ぶらりふたりで伝えたかったことなんかを
もう一度、見つめ直して。


だからーー、

配信の中では、思いきり歌ってもいいだろ・・
笑ってもいいかな・・
バカやってもいいよな・・

・・と、

ライブ会場ならではの空気とは違うかもしれないけれど、
それでも、
やれることをやってみようと思います。

ほんと、
歌うたいであることを、くじけたくない。
歌うたいであることを、卑下したくない。


2020.3.31.
16:22