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2020.7.12

くう


「この世界で、僕たちが、どう生きていたかってことを。」
そんなことを歌ったあの歌が、よぎった朝。
鍵盤の前で、じっと、いろいろを考えた。

次の誕生日の日、僕は、どう生きているだろう。
誕生日ライブのステージで、歌っているだろうか。

描いた願いが、とても霧の中のように見えたから、
やりきれない希望の微塵みたいなジリジリを、
敢えて、胸ん中いっぱいにして、
大きく深呼吸をして、
くそ・・と吐き出して、
強く生きてやろうと思った。

今日は、
この街は晴れていると言ってもおかしくない天気だ。
窓際に座っているだけでも汗が首から胸元へと流れてゆく。
だから、
わざと、
激しく運動をして、
汗まみれになってやろうとも思った。

走ってこよう。
ぶんぶんと腕もまわしてみよう。

そして、
はぁはぁと息を切らして、
空気を睨みつけて、
今見えないものたちを見つけてみたい。