おとといは、お昼すぎ、お蕎麦と、小さな白海老を食べた。
夜は、疲れて、食べなかった。
0時ぐらいから『鬼滅の刃』の続きを最後まで一気に読んで、
気づいたら、3時だった。
やっちまったなぁと思いながら眠った。
昨日も、お昼過ぎ、お蕎麦を食べた。
そこに、カツ煮2個を足して食べた。
午前中には絵を描いて、午後は数字とにらめっこをして過ごした。
夕方、外に少し出てスーパーへ行って、
帰ってきてカレーを作って、そのカレーだけちょっとつまんだ。
テレビで、睡眠を多く摂ったほうが脂肪燃焼しやすいと言っていたので、
0時ぐらいまで本を読んで、ぱたんと閉じて、眠った。
最後に読んだ短編が、ちょっと教訓のような物語で、
考えさせられた。
そのせいか、ずっとうなされて、朝までうまく眠れなかった。
眠いなぁとダルダルで起きて、
今日は、豆腐と納豆を朝に食べた。
「朝は食べないとだめなんですよ」と、昨日のテレビで言ってたから。
毎回、この、「朝は食べないとだめなんですよ」的なことを小耳にはさむと、
その時は、朝を食べたりする。
昼過ぎにお腹がすいて、近所のモスバーガー店へネット注文して、
15分後ぐらいに取りに行って、持って帰ってきて食べた。
お昼時を過ぎた街には、人がひとりも歩いていなかった。
そういえば、お会計のモスのスタッフの人は、
ビニールの向こうから黙って袋をこちらに渡していた。
静かな午後だなぁと思った。
そろそろ、普通の時間割な感じですごそうと、
朝起きた時に紙にやるべきことを書いて、
その箇条書きの事柄に向かって過ごしている。
歌う日々が何日も続いた後に帰ってきた日々は、
いつもこんなふうに、
また違うスイッチを入れるまでに多少時間がかかる。
余韻や、消失感なんかが、なんだか自分を取り巻いている。
今日は、その境目。
向こう側に、そろそろ。そろそろ。
東京から、外の他県へ出ることは厳しいなと、
ニュースの声を拾いながら、考える。
自分の街は東京から橋をひとつ渡ったところ。
ここからも、きっと、厳しいなと、考える。
正しいことと、そうでないかもしれないことの問いかけ。
その狭間で、毎日が過ぎてゆく。
正しいことと、そうでないかもしれない、
水の上の世界と、水の下の世界の狭間、
その間を、ぐぶぐぶ、ズブズブ、
水面から顔を出したり、水面下にまた潜り直したり、
そんなふうに泳いでいる気分だ。
あの岸まで泳いでいったら、陸にあがれるのか。
いや、陸にあがれない状態になっているのか。
言ってしまえば、
その陸さえ、確かには見えない。
何もない海の真ん中の真ん中、
ひとひとり、あそこにもひとり、ここにもひとり、
ぽつんぽつんと、上へ下へと泳いでいる。
言葉を書きながら、
思考や、情熱や、延長戦始まりのホイッスルの音や、
どこかにあるだろう・・スイッチのボタンを探す。
さぁ、15時。
また、動こう。
あれこれと考える前に、
また、動き出そう。
そんな、午後。
さっき歩いていた静かな道のほうからは、
アスファルトを叩く舗装車の音が聞こえてきている。
たたたたたっ、ごごごごご、ごごごごっ・・・と。
道を掘り返し、埋めて、叩いて、直して。
たたたたたっ、ごごごごご、ごごごごっ・・・と。