すげーすげーすげーちっちゃい時、
小2ぐらいまでか、
スイミングスクール、行ってた。
となり町の、高砂だったっけかなぁ…
弟のアツシと、ひと駅電車乗って。
ちょい冒険気分。
水泳パンツとバスタオル、
透き通って中が見えるビニールバッグに入れて、
そのバッグ、振り回したり、おでこからぶらさげたりして、
ダラダラ、テクテク、駅からの線路沿いの道を歩いたっけか。
お腹すいたよ…とかアツシが駄々こねると、
父さんの財布からパクッてきた小銭で、
パン屋さんでカツサンド買って食べさせたっけか。
なーんか、
昨日、スティングさんちまで1時間ぐらいか、歩いてた時、
ふと、その頃の感じ、思い出した。
何十年も・・・
下手したら感覚的には何百年も(笑)前の憶い出だけど…
なーんか、あの時と変わってない感じ、
あった気がした。
バスの音とか、蝉の声とか、街路樹沿い道の匂いとか、…そういうの。
そういえば、今年の夏は、アツシの命日、忘れてたかー。
おいおい、にいちゃん.って、
天国から話しかけにきてたんかも。
…なんて、
缶チューハイを飲みながらの夏の終わりそうな道は、
のんびりと…
時が戻ったような時間だった。
今日は、昨日の曇り空から一転して、
また、光が広がる空。
夕方からスタジオか。
サンダル履いて、出かけよう。