2009-05-20 Wed
どうしてもラーメンが食べたかった。
ここ最近の筋肉強化のための食事制限のリバウンドだろう。
うわぁ、どうしてもラーメンが食べたい。
ソファーに寝転がって、「べつにラーメンじゃなくてもいいんじゃないのか?」
「お茶漬けで我慢しろ!」「食べなくても夜はやってくる」などなど、
一人もがき苦しむ。
一応どんなもんかとネットで摂取カロリー計算ページにて「ラーメン」の項目を
調べてみた。
通常ラーメンで450Kcalか・・ミソで530・・コッテリ形だと620もあんのか!
今日までの毎日ジョギングして体を絞ってきた自分を思い出す・・。
ここで負けてはいけない。
1時間ほど悩み抜いた。
本当に悩みに悩んだ。
が、やっぱり食べにいった。
が、食券販売機の前で、最後の悩み。
そして、ぎりぎりの決断。
こっちの方がまだカロリー低めだろう・・と、結局つけ麺にした。

「大阪のよるぅ〜♪」しゃがれた歌声が有線から響く店内。
「欲望うずまく〜♪」御飯時から外れた時間帯のせいか、客は自分一人。
「ハジキがうずく〜♪」すげぇ歌だな・・とか考えたりボーっとしたりして
待つこと5分ほどで、麺とスープが出てきた。
さすがに、「コッテリ系」を銘打っているお店だけのことはある。
ラーメンのスープの何倍かも濃いであろうそのスープの色は、圧巻。
もはや黒と呼んでも怒られないであろう、よどみによどんだ茶色いスープ。
うつわを揺らしても、お箸でかきまわしても、波も立てず、微動だにしない。
じっと見ていると吸い込まれそうなスープ。
アリンコを一匹落としたら、きっと泳ぐことももがくこともできず、
一瞬にして溺れていきそうなスープ。
まさに、泥のようなスープ。
麺を少しとって、しゃぶしゃぶの時のようにさっと一瞬だけスープの中につけて、食べる。

うまい・・

太めのちぢれ麺にその泥のようなスープが絡んで、
まじ、本当に、うまい。
付け合わせのほうれん草を取って、それも一瞬スープにひたして、食べる。

うまい・・

これは、本当にうまいぞ。

「並」で注文した麺の量は思ったより少なく、あっという間にたいらげた。
水を飲み、スープを見つめる。

「飲んでみたい・・」

欲望にかられる。
左前方、目の前に並ぶ調味料の横のお椀の中には、
れんげが「どうぞ」とばかりに並んでいる。
もはや、抑えられそうにない。
「ダチの野村だったら・・迷いもなく、普通にこの泥を飲むよな・・
そうだよな、この泥みたいなスープをあいつはもう何百回と飲んでるよな・・
でも、死んでないもんな・・だいじょうだよな・・」
またしても、欲望に負けてゆくのか、自分!
「どうする自分!」と自分に叫ぶように問いかけるよりも速く、
まるで止まっているトンボを捕まえる時のように、
すっと左手がれんげに伸びて、するっとスープをすくいあげ、ぱくっと口の中へ。


うまい・・


罪を犯していることを誰かに見られないように、
何もなかったかのように、右手で水を飲む。
あぁ、美味しかった。
本当に、本当に、美味しかった。

・・・っつーことで、今日も走りに行かなきゃ。
れっつらごー!


| 17:03 | CATEGORIES:おいしん坊、万歳! |
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